1962年に創業し世界最大の小売り企業となったウォルマートは、長年をかけて効果的な物流情報システムを構築しました。



 1989年には年間最優秀小売企業にも選ばれたその優れたシステムは、小売業界内外の多くの企業から真似され、「〇〇界のウォルマート」と呼ばれる企業がいくつも存在します。


ただ、創業者のサム・ウォルトンが「私がやった大半のことは、他人のコピーである」と語っているように、ウォルマート自体も、他社の優れたシステムをどんどん取り入れています。


しかし、ウォルマートの場合は単にアイデアを借用するだけの模倣者ではなく、イノベーターとして、元のアイデアを利用してさらに進化させることを怠りません。


たとえばバーコード技術は、もともと精算を容易くするためのものでしたが、ウォルマートでは購買パターンの分析にも活用して革命を起こしました。


また、良いものを取り入れる姿勢のある人は、真似されることにも寛容です。


ファッション界の女王、ココ・シャネルは、街中で自身のブランド・シャネルのコピー品が売られているのを見るととても喜んだそうです。


彼女には「真似をされない本物はない」という考えがありました。


また、デザイナーとしてパリの街から多くのインスピレーションを受けていたという彼女は、「真似る」という行為にも独自の考えを持っていたようです。


シャネルの友人がシャネルのコピー製品のスーツを買って来た際、縁に藁を編んだようなものが飾り紐としてつけてあるのを見つけた彼女は、そこからインスピレーションを得て、ラフィアを編んだ製品を作ることを思いつきました。


一流のデザイナーの地位に甘んじることなく、「ストリートはサロンなんかよりずっと面白い」といつまでも新鮮なインスピレーションを大事にしたシャネルらしい言動と言えます。


「真似る」ことは楽をして成功するためのものではなく、貧欲に成長し続けるための姿勢なのです。 



 サラリーマン大喜利

水野敬也/岩崎う大 著文響社


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成長するときに欠かせないのが、上手くいっている人や事例や企業を「真似る」という事ではないでしょうか。


もちろん、そっくりそのまま真似るだけでは「頭」を使っていないので、成長できません。


インスピレーションであったり、その事例から試行錯誤してオリジナルにしていかなければ成長にはつながりにくいと言えます。


成功事例や上手くいっている人を沢山見ていると、真似るときの精度が上がっていくでしょう。


本も、良い本をたくさん読んでいる人と、読んでいない人とでは、「質」が違うように思います。


とくに今、若者の間で「本離れ」が進んでいて、インスタなどの視覚で得た情報を頼りにしているので「大チャンス時代到来」だと思います。


本を読み、着実に「生き方」や「魂のレベル」を上げ、成功している人から学んで、少しでも成長しようとしている人たちが活躍するのは、今も昔も変わりません。


一生涯勉強、楽しいですね♪ 


 ※魂が震える話より




 

 


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