【「良心」と「思いやり」が人間関係のすべて】富増章成(とますあきなり)氏の心に響く言葉より…


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《「良心」と「思いやり」が人間関係のすべて》


 孔子は「仁」=「愛」こそが、すべての人間関係における普遍的な原理であるとしました。


さて、これをもっと具体化したのが次の一節です。 


「参(曾子・そうし)よ、私という人間は、ただ一つの原則で貫かれているのだよ」 


この孔子の言葉に、曾子はただ「はい」とうなずいただけであった。 


孔子がその場を立ち去ると、居合わせた門人が曾子にたずねた。


「どういう意味かわかりませんでしたが」


「先生は、良心を偽らぬこと (忠)と、他人への思いやり (恕・じょ)とが人倫の根本だとおっしゃったのだ」 


自分の良心への誠実さと、他人に対する思いやり。


「仁」を分解すると、この「忠恕(ちゅうじょ)」という因子が見える。 


すると、「礼」という正答が導き出される。 


これが、人間関係における真理なのでしょう。


 《孔子が導き出した人間関係の真理》

●礼とは、社会秩序を保つための行動規範 

●仁とは、人を愛すること 

●恕とは、他人への思いやり 

●忠とは、自分の良心への誠実さ



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忠恕や礼や仁は、「公」の意識を持っているかどうか、ということだ。


「みんなのために」とか、「世のため人のため」と言った「公」の意識が薄い人は多い。


自分の利益や自分の損得が第一で、公の利益などいうのは偽善的だ、と。


この傾向は、「きれいごとを言うな」「ガンガン稼ぎまくれ」といった高度成長経済の価値観で育った年配者や老人に多い。


反対に、若い人たちには、公の意識が高い人が多い。


それは、常に新たな勉強をし続けているのか、ということに由っている。


若い人たちは、SDGsやCSR(企業の社会的責任)、CSV(企業の事業活動を通じて社会課題の解決をはかる)等々の事例を勉強している。


それは、スタートアップの若者のイベントなどでのテーマやアイデアを見るとよくわかる。


人間関係も同じで、自己中心的で自分のことしか考えなかったら、人間関係はうまくいくはずがない。


常に、相手の気持ちを汲(く)んでいるのか、人を喜ばせようとしているのか。


忠恕すなわち、「良心」と「思いやり」。


『「良心」と「思いやり」が人間関係のすべて』という言葉を胸に刻みたい。


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