今日8月10日は「や(8)きと(10)り」の語呂合せから「焼き鳥の日」だそうです。 


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浅草では江戸時代から多くの飲食屋台や行商が出現し庶民の外食が発展しました。 


戦後の焼け野原から復興していく中で登場したのが焼き鳥です。 


大衆に焼き鳥を広めたのが”焼き鳥の父”と呼ばれる根本忠雄、外食チェーン「鮒忠」の創業者です。 


元々、根本はどじょうやうなぎなどの川魚を中心に商売をしていましたが、冬場は川魚がさっぱり獲れませんでした。 


そこで冬場のつなぎにしようと考えついたのが、鶏肉を串刺しにした焼き鳥です。


それまでの庶民の間で焼き鳥といえば、ガラ、スジ肉、あるいは雀を使ったもので、鶏肉はその当時の高級食材だったことから、この焼き鳥はかなり高級でした。


鶏肉を使った焼き鳥を儲けを度外視して売りだしてみると大好評! 


目と鼻の先に吉原にも深夜まで売って歩き、根本が千束に開いた店は繁盛しました。 


その後、昭和二十六年頃に安い食肉用ブロイラーが普及すると、焼き鳥は本格的に大衆の間に広まっていきました。 


今夜は焼き鳥でイッパイなんて、いかがざんしょ(残暑)か?(^_-)-☆