目の前に1枚の紙があります。

あなたが紙の片面を「こちらが表」と定義するとき同時に「裏」が生まれます。
あなたが「生」まれたとき同時に「死」が生まれました。
あなたが何かを「美しい」と思ったとき同時に「醜い」ものも頭の中に生まれました。
もし世界に「男性」がいなければ自分が「女性」だとわからない。
「善・悪」「強・弱」「高・低」「勝ち・負け」「出逢い・別れ」それらは別々のものではなくすべてワンセットであり互いに支えあっている。
凍える寒さを経験した人は日差しの暖かさをしっていて飢えを経験した人は一膳のご飯の美味しさを知っていて孤独を経験した人は絆の大切さを知っていて絶望を経験した者は希望のありがたみをよく知っている。
でも自分の弱さを認められない人は他人の弱さを受け入れることもできず自分の弱さがわからなければ自分の強さにも気づくことができないのです。
光が美しく輝くことを支えているのは「闇」であり光が存在できるのは闇がそこに在るからです。
あなたの光の部分を引き出すためにまず闇の部分を受け入れよう。
これは闇を好きになれという意味ではありません。
好きになるのと存在を認めるのとではまったく違う。
長所(光)と短所(闇)両方あるからこそこの人なんだと認めてあげること。
自分のダメなところカッコ悪いところは素直に認めればよいのだ。
そうやってプラスもマイナスも両方を受け入れそれでよいのだと自分を許してあげると心の余裕が生まれる。
心の余裕が生まれるとそのマイナスの欠点から魅力的な人間力がにじみ出してくる。
そうそれば、人はどんどん活き活きと輝いてくるんだよ。
この世は表裏一体どの言葉も納得しますよね。




