東大合格者数が公立高校で№1「東京都立日比谷高校」“武内 彰”校長の著書よりご紹介させていただきます。

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【EXETIME(エグゼタイム)】旅行カタログギフト

 

 子どもというのは、私たちが思う以上に、大人のことをよく見ています。 


 私たちが思う以上に、「この人は自分たちと真剣にかかわってくれるか」

「見てくれているか」ということを品定めしているのです。 


 私は廊下で子どもたちと会っても、日常的に自分から挨拶します。 


素っ気ない反応の子もいます。 


ポケットに手を突っ込んだままだったり、首を少しうなだれるだけだったり。 


でも、気にしません。


声もかけます。 


「風邪をひかないようにね」とか「最近どうだい?」「行事のこと、よろしくね」などなど。


とにかく、できる限りかかわりを持つようにしています。


子どもたちだけではありません。 


教員たちも同じです。 


校長の私が見ていることが伝われば、次第に態度が変わってきます。 


 (中略) 


子どもたちがこちらを見ていてくれることを信じ、こちらも子どもたちを「見守っているよ」というメッセージを絶やさない。 


教師と生徒は、互いに、「見て/見られて」の関係かもしれません。 


これは、親子でも変わらないと私は思います。


いや、お互いあまり近くにいすぎてふだんは忘れていますが、親子関係こそ、もっとも身近な「見て/見られて」の関係でしょう。 


 口やかましく叱ったところで、子どもは大人の思うようには動いてくれません。 


それよりも、大人は子どもを見守る。 


そして、見守っていることをつねに示す。


そうすれば、子どもとの信頼関係は自ずと生まれてくると思います。 



学ぶ心に火をともす 8つの教え 

武内 彰 著 

マガジンハウス 




ある工場で、社長や重役が視察に来て実験しました。 


工場の照明をもう少し明るくすれば、生産性が上がるのではないか? 


すると、生産性が上がったそうです。 


しかし、そのデータだけでは不十分なので、照明を少し暗くして生産性を計ると、なんとっ!また生産性が上がったのです。


音楽を流したり、何かと実験しましたが、全て生産性の向上に役立ちました。 


そして、あることに気付いたのです・・・。 


つまり、社長や重役に見られているという意識が、生産性を上げていたのでした♪ 


野球の練習に、お父さんやお母さんが毎回見に来ている家の子は、良いところを見せようとするので、意識して練習します。


結果、成果が出やすいのです。 


イチロー選手のお父さんは、イチロー選手が小学校の三年生の時から中学に入るまで、学校から帰宅して日が沈むまで毎日の練習に付き添い、また練習後は毎晩イチロー選手の足の裏をマッサージをしていたそうです。 


そして、中学生になって部活を始めてからは、部活の練習をほぼ毎日バックネット裏で観戦したのです。


教える立場にある人は、「見守ること」と「背中を魅せること」が大切ですね♪ 


そこにごまかしは通用しません。


 ※魂が震える話より




 



 


 

 



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