今日の記念日「オクラの日」

岩手県盛岡市の青果業・やおやささきが制定。
オクラの切り口が星形をしていることから、月遅れ七夕の日を記念日とした。
オクラ(英語: okra)の語源は、ガーナで話されるトウィ語の nkrama から。
その形状からLady's finger(婦人の指)とも呼ばれる。
原産地はアフリカ北東部(エチオピアが有力)。原産地や熱帯では多年草で、何年も繰り返し果実をつけるが、日本では冬越しができないため一年草である。
日本に入って来たのは明治初期である。
主な生産地は鹿児島4,383t(39%)、高知1,946t(17%)、沖縄992t(9%)、熊本898t(8%)、宮崎523t(5%)である。
オクラは、刻んだ時にぬめぬめした粘り気が出るが、この粘り気の正体は、ペクチン、アラピン、ガラクタンという食物繊維で、コレステロールを減らす効果をもっている。
他の栄養素としては、ビタミンA、B1、B2、C、ミネラル、カルシウム、カリウムなどが含まれるため、夏ばて防止、便秘・下痢に効く整腸作用などが期待できる。
日本では、生あるいはさっと茹でて小口切りにし、醤油、鰹節、味噌などをつけて食べることが多い。
他にも、煮物、天ぷら、炒めもの、酢のもの、和えもの、スープ、すりおろすことによってとろろの代用にするなどの利用法がある。


