中村天風さんのお話です。
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一生は、何百年生きたとしても、二度とはこない。
どんなことがあっても、ニコニコ笑って行こうではないか。
つらいこととか、悲しいこととか、苦しいこととかいうのは、自分の心で決める評価なんだから。
つらいことがあっても、
「ああ嬉しい!こうして生きていられる!」
と思ったら、ニコニコして暮らしていけるじゃないか。
殺されるよりいいじゃないか。
私はそういうふうにして、自分自身を作り上げる序の口とした。
「痛いといって、病が治るかい。つらいといって、つらさがなくなるかい」と私はインドでいわれた。
「ああ今日は熱があると言って熱が下がったかい」
「なるほどそうだ」と思っていると、
「それを、自分が人に知らせて歩いて、人までそんな気持ちにさせて、いい気持ちなのか」といわれた。
なるほど、よく考えてみれば、子供でも知っていることを、大人になった私はわからなかったのであった。
「自分の気持ちを、自分自身で、もっとにこやかにしたらどうだい」といわれたのだ。
本当に、自分の気持ちの持ち方なんです。
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「運命を拓く」
中村天風 著
講談社文庫より
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この命、この一生、今の自分としての人生は、これが最初で最後、二度とない!
頭で分かっているけれど、本当の意味で分かっていない自分がいます。
だから、ニコニコしようと意識しても、ちょっと誰かにバカにされただけでまた元に戻ってしまったり、
良いことしようと決めて実行してみても、一度や二度批判された位でやめてしまう。
今までと違った何かをしようと思ったら、必ずそれを笑う人や、反対する人、足をひっぱる人は出てきます。
当然です。
なぜなら人は、変化が怖い生きものだからです。
現状維持が楽だからです。
それでも変化を恐れず、勇気を出して挑戦した者だけが、その先の成長や結果を出していくのでしょう♪
これはダーウィンが遺した有名な言葉ですが、
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である」
どんな時でも、勉強し続け、挑戦し続け、
誰かに笑われても、
ときに、批判されることがあっても、
ニコニコと、自分のやるべきこと、志や使命を胸にたんたんと歩んで行こうと思います。
まさに、生きているだけでまるもうけ♪
有り難いことです(*^_^*)
※魂が震える話より
