情報を得る側にとっては、情報の内容よりも、その情報は「誰が言ったのか」の方が重要だということです。

つまり、言葉の意味や説得力は、「発言した人物」の方にあるのです。
ですから、いつもしかめ面や怒り顔をしていると、無意識に発信した情報が子どもたちに伝わり、いつのまにか嫌われているかもしれません。
人は、嫌いな相手の話は聞きませんから、子どもたちがきちんと座って勉強しているように見えても、実は学習が成立していないかもしれないのです。
子どもたちが、何に困っているのかを理解して、適切な対応や指導・支援をしていくことは勿論大切ですが、その一番の基本は、子どもたちが安心して過ごせるように、教師や親(大人)が自分で自分の機嫌をとって、できる限り『笑顔』と『微笑み』で過ごすというところにあります。
_______
「『笑育』のすすめⅠ」百瀬和夫 著サンダル文庫http://www.dokusume.net/product/pg681.html_______
本来は、我以外皆師という心構えで在りたいものですが、子どもとなるとそうはいきません。
好きな先生、面白い先生のお話は熱心に聴けるのですが、嫌いな先生のお話は眠くなってしまいました(^_^;)
まったく同じことを聴いたとしてもです。
このお話にあるように、笑顔と微笑みというのは安心感がありますし、「私はあなたを受け入れます」という積極的な「受容」のメッセージを発信していることになるようです。
腕を組んで、不機嫌そうな顔をしている人にわざわざ話しかけないですもんね(^_^;)
できれば、感じのいい人に頼みたいし、感じのいい人というのは色んなことを頼まれやすいので、結果的に自分繁盛していきますね♪
自分の機嫌を自分でとるのは大人の役目。
今日も一日上機嫌で行きましょう(^_^)b
※魂が震える話より

