あるテレビ番組で美輪明宏さんが、こんな相談をされます。

「『人生うまくいかないな』と思った時、どう切り換えればよいですか?悪いことしか思い浮かんでこなくなります…」
それに対しての三輪さんの答えが素晴らしいと、ネットで話題になっておりましたので、ご紹介させていただきます。
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人間にはバイオリズムがある。
この世は2つのもので構成されている。
宇宙の法則、正と負、プラスとマイナス、陰と陽、光と闇、吉と凶、全く違うもの。
それなのに皆は片方だけを望んでしまう。
闇がなければ光も無い。
だから人間はとても調子の良い時があるけれど、最高潮に良い物を手に入れない方が良い。
功績があり、最高に素晴しい賞をもらう、例えば、ハリウッドスターならアカデミー賞とか、アカデミー賞をいくつももらうと、ろくな死に方をしないと向こうでは言われている。
日本でも凄い賞を貰うと、病気や怪我を負ったり、亡くなったりする。
身分不相応な大邸宅を建てた人にも、同じようことが起こる。
だから昔の人は「負の先払い」と言って、棟上げ式の時に、紅白のお餅を撒いたり、近所の人にお酒を振る舞ったり、五十銭玉、五円玉を撒いたりして、負の先払いをしていた。
すべてはバランスなんですよ。
どこの扉を叩いても開かない悪い時期っていうのは、外へ向かおうとしてもドアが開かないから、じゃあどうすればいいのか、内に向かえっていう指令なんです。
内に向かうっていうのは棚卸しの時期、バーゲンセールの時期じゃない。
だから品物を揃えなさい。
美・知識・教養・技術、そういう自分の財産を増やしておきなさい、そういう時期だよ。
セールの時期がくると、アレ?って思うくらい色んなところに突破口が開けていくんです。
そういう時に貯めてたものをバーっと出すと人生がうまく回り出す。
回り出したら最高までいかないうちに、人生は2番手3番手で引いておいたほうが無事でいられる。
あっちがダメならこっちがあるさ、こっちがダメならあっちがあるさ、なにか突破口があるんですよ。
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素晴らしいですね♪
上手くいかない時は、自分を磨くとき。
ふと相田みつをさんの「いのちの根」という詩を思い出しましたのでご紹介致します(*^_^*)
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なみだをこらえて かなしみにたえるとき
ぐちをいわずに くるしみにたえるとき
いいわけをしないで だまって批判にたえるとき
いかりをおさえて じっと屈辱にたえるとき
あなたの眼のいろが ふかくなり
いのちの根が ふかくなる
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生きていれば、いろいろありますが、
生きていればこそ、いろいろあるのでしょう。
陰と陽、光と闇、吉と凶のように、そもそもすべては一つですね♪
100円玉も、裏だけ表だけでは100円玉じゃないですもんね(^_^)b
※魂が震える話より

