【自分中心から、相手中心へ 愛の形を変えると 状況は一転します。】


モイストウォッシュゲル

 

社会(宇宙)に敵意を持ち続けている間は、社会(宇宙)はその人の思うようには展開しません。


しかし、敵意を捨て、その対極に向かって舵を切ると、状況は一転します。


これは男女や親子といった人間関係についても同じです。


いくら自分が思っても相手がそれに応じてくれない、とイライラしている人がいます。


そして相手を恨んだり、呪ったり。


そうすると事態は悪くなる一方で、何ひとついい方向にはいきません。


しかし、「その人が幸せになってくれるなら自分はどうでもいい」と思えたとします。


自分中心の「愛欲」から、相手中心の「愛情」に移行したのです。


すると、“奇跡”が起きます。


背中を向けて離れようとしていた人が、こちらを振り向き、逆に近寄ってくるのです。


「敵意」の対極にあるのは「その人に何をしてあげられるか」「その人がどうしたら幸せになれるか」を常に考えるエネルギー、それを「愛情」と呼びます。


これは自分が最もかわいい「愛欲」とは根本的に違います。 


たくさんの「奇跡」が舞い込む感謝の法則

小林正観 著

宝島社


ウォーターサーバー Frecious(フレシャス)

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部下や子どもに対して、「何で言うことを聞いてくれないんだろう」と、思い通りにならなくて嘆いている人をよく見かけます。


そう思う気持ちもよく分かりますが、そんなときこそ、このお話を思い出していただきたいのです。


相手をコントロールしようと思えば思うほど、コントロールされまいと相手は抵抗します。


相手を変えようと思えば思うほど、相手は変えられまいと反抗します。


それが仮に相手の為にと想ってした行動だとしても。


そもそも人を変えようと思うと、思い通りに行かないので「イライラ」が大量発生し、仮に相手が従ったとしても「コントローラー型」なので、指示命令でしか動けなくなってしまいます。


自発的に仕事をしたり、勉強をする子どもになってもらいたかったら、必要なのは指示命令ではありません。


愛欲ではなく、愛情が必要で、「その人に何をしてあげられるか」「その人がどうしたら幸せになれるか」を常に考えるエネルギーが大切なのです。


それを突き詰めていくと、福島先生のこの詩に行き着くのではないでしょうか。


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誉めても、叱りつけてもどのように接したとしても

 

人は、それに応じた育ち方をする


子をみれば、親がわかり


部下をみれば、上司がわかり


社員をみれば、社長がわかる


人が勝手に一人で育つことはない


人は育てたように、育っている


自分のまわりにいる人は、自分の鏡である


相手がそうしているのは、自分がそうしてきたから


相手が本気にならないのは、自分が本気になっていないから


怒らないとやらないのは、怒ってやらせてきたから


まわりが助けてくれないのは、自分がまわりを助けてこなかったから


部下が上司を信頼しないのは、上司が部下を信頼してこなかったから


収入が少ないのは、価値を与えていないから


つまり得るものを変えるためには、


まず与えるものを変えれば


良い他人を変えたければ、


自分を変えれば良い


人を育てたければ、


自分が育つ姿を見せることである


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子供は親の「姿勢」を見ています。


部下も上司の「姿勢」を見ています。


親がテレビばかり見ていて、子供には「勉強しろ!」と言っても勉強しません。


上司がサボってばかりいて、部下には「結果を出せ!」と言っても陰で笑われるだけです。


「得るものを変えるためには、まず与えるものを変えれば良い。

他人を変えたければ、自分を変えれば良い。

 人を育てたければ、自分が育つ姿を見せることである。」


この言葉に尽きると思います。 


 ※魂が震える話より❗