「『ONE PIECE』に学ぶ 最強のビジネスチームの作り方」よりご紹介させていただきます。
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ルフィは自分のことを「一人でなんでもできる完璧な人間だ」とは思っていない。
そんな風になろうとすら思っていないだろう。
そして、そのことを恥じたり、くよくよ悩んだりすることはなく、事実として受け入れ、さらには「おれは助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!」と、堂々と宣言までする。
この発言が単なる「開き直り」でないことは、読者は十分わかっているはずだ。
エースを救えず、もう自分には何もないと自暴自棄になるルフィがジンベエに諭され、それでも自分には仲間がいると気づくシーンを思い出してほしい。
ルフィは果たすべき役割、絶対に負けてはいけない戦いを十二分に自分に課している。
そして、自信の至らなさを思い知ったとき、真に自分の強さとなるのは仲間の存在だと気づく。
自分一人では果たせない夢を仲間と叶えたい。
仲間の夢も一緒に叶えたい。
だから、ルフィにとって仲間の目的を果たせる回り道は苦ではないのだ。
『ONE PIECE』に学ぶ 最強のビジネスチームの作り方
山内 康裕 著
週刊少年ジャンプ編集部 監修
集英社
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『ONE PIECE』の単行本10巻にあるシーンですね。
ルフィがこう叫ぶのです。
「おれは剣術を使えねェんだコノヤロー!!!
航海術も持ってねェし!!!
料理も作れねェし!!
ウソもつけねェ!!
おれは助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!」
リーダーが完璧に出来る人間だからといって、人が付いていくとは限りません。
むしろ、俺もまだまだ未熟だけど、みんなと一緒に成長していきたい!と言っている人の方が魅力を感じます。
「そんなことも出来ないのか!」より、「一緒にがんばろう!」の方が受け入れられます。
それぞれに個性があって、それを尊重しあい高めあう関係が、『ONE PIECE』流ではないでしょうか。
しかも、めっちゃワクワク楽しんで♪
ルフィはこう言い切ります。
「つまらねェ冒険なら おれはしねェ!!!!」
そして、こうも言います。
「支配なんかしねェよ
この海で一番自由な奴が 海賊王だ!!!」
会社を起ち上げるのも、経営するのも、そこから業績を伸ばして成長していくのも、
自分の力を見せつけるためなのか?
みんなの幸せのためなのか?
それによって、行き先が大きく変わります。
自分の船に乗った乗組員(仲間)は、何があっても絶対に幸せにする!!
その心意気が必要です。
そして、共に夢を叶えていける仲間でありたいですね♪
※魂が震える話より❗



