ルイス・ターターリャ氏の心に響く言葉より…


自分の潜在力をアップさせる唯一の方法は、言い訳をしないで、自分が持っている選択肢の中からベストなものを選び出すことだ。


自分にないものを嘆いていても仕方がない。


言い訳しても、手持ちの選択肢が増えていくわけではない。


むしろ、言い訳は選択肢を減らす働きをする。


私たちには無限の才能が溢れている。


その才能を伸ばせないのは誤った考えのせいであって、能力がないからではない。


才能はどこにでも眠っている。


ただし、それを掘り起こすには努力が必要である。


人によっては、地表の近くに才能が眠っていて簡単に掘り起こせることもあれば、深いところに埋まっていて掘り起こしにくいこともある。


いずれにしても、どこかに才能が隠されていることは間違いない。


自分の才能を信じよう。

 

そうすれば、人生が活き活きとして、自分の「いいところ」も必ず伸びてくる。


そういう人は、周囲に明るさをもたらしてくれるので、見ていて、とても気持ちがいい。 


自分に言い訳をしないことは、まず何よりも自分自身が楽に生きるためのコツであるが、周囲の人たちに好かれる方法でもあるのだ。


◇『不思議なくらい心が強くなるヒント』

三笠書房


心の底では、「そうなったらいいな」という願望があったとしても、たいていの人は行動を起こさない。


都合のいい理由を探し、言い訳を考えることで、やらなくてもよいことを正当化する。


「今は忙しいから」


「もう少し若かったら」


「お金があったら」


「専門的な経験がないから」


明珠在掌 (めいじゅたなごころにあり) という禅語がある。


素晴らしい宝物が自分の手の平の上にある、ということだ。


多くの人は、アイデアや、才能、という宝物は自分以外のところにある、と思っている。


新事業を立ち上げるときも、全くやったことのない新事業をやろうとするより、今までやってきた仕事の中や、その周辺から新たな芽を見つけたり、組み合わせたりした方が成功する確率は格段に高くなる。


自分では気づかないが、他から見るとうらやましいような宝が隠されているものだ。


自分の中にある宝物を掘り起こす人は、今自分ができる目の前のことにベストを尽くしている人。


できない言い訳を考える人ではない。


自分の中にある宝物を見つけたい。 


 ※【人の心に灯をともす】より https://www.facebook.com/hitonokokoro