そういえば忘れていたけど。

旦那の病気について、両親に連絡した時の話。


こういうネガティブな話をするのは、大の苦手な私。


連絡しなきゃ、連絡しなきゃ…と思いながら、

踏ん切りがつかず、手術日が決まったタイミングでいよいよ電話したのだった。

これも電話かけるまでに何時間悩んだか…


幾度となくシミュレーションしてから電話したにも関わらず、母の声を聞いただけでシミュレーションは脆くも崩れた泣き笑い


母「もしもし?元気?どうしたの?」


私「ちょっと話さないといけない事があって」

  「お父さんも近くにいる?」


これだけ言うのが精一杯。

この後、号泣してしまった。


母「何?なに?どうしたの…?そんなに泣いて」


お父さーーーん!!と呼ぶ声が聞こえて、

なんだか凄く泣いてるの、何かあったみたい、話があるって…と父に話してる母の声が聞こえた。


それを聞いて、より一層泣く私。


スマホをスピーカーにしてもらって、父と母が一緒に聞けるようにしてもらった。


父「おいおい…どうしたんだよ?」


私「旦那がね…病気になっちゃったんだよぉ…ガンなんだって」そう絞り出して、また泣いていた。


父も母もびっくりしていたけど、あまりに泣いている私を励ました。


現状の説明とこれからの事を話した。


余程泣いてるからだろう、

母は「そんなに泣いてたらダメよ!しっかりなさい!!」と檄を飛ばした。


私「いや…こんな泣いたの初めてだし、

  旦那や子供の前ではちゃんとしてるに決まっ  てるでしょ…」


現実的な母のドライな感じに対して、

父は優しい言葉をかけてくれた。


父は普段こんな感じでは無いので、

意外な気もしたけど、何かあった時は支えてくれる存在だったのだと気付かせてくれた。