夜、一緒に寝て居たら旦那が手を繋いできた。


これまでダブルベッドのセンターラインを、はみ出す事なく寝ていたのに。


手を繋がれた事は嫌ではなかった。

でも、嬉しくもなかった。


……終わってるな、と思ってしまった。



ただ、思った事は〈どうしよう〉だった。


手を離すか、繋いだままなのか、悩んで。。


結局、すぐ離すのは可哀想かなぁと思って、しばらく繋いだ後に寝返りをするフリをして、繋いだ手を離した。


はぁ。


あんなに好きだった旦那も、あっという間に好きじゃなくなるね。

『女心と秋の空』とはよく言ったもんだ。