もともと顎関節症気味だった右側の顎関節。舌の手術の影響もあってか、ここのところ一年くらい楽器を吹くときも食事をするときも、場合によっては顔を洗う時にすら(笑)バキバキと盛大な音を立てるようになってしまった。
(痛みはないのでそれほど困ることもないのだけど。。)
自分でも、ある程度は音がしない顎の動きの方向性を見つけることができていたのだけど、もう少し客観的なサポートをもらいたかったのでバジルさんに見てもらうことに。
ゆっくりゆっくり動きのひとつひとつを探求していく中で、顎関節の動き(楽器を構えるために口を開けるときも、楽器を口から離して閉じるときも)をより安定的に、かつ活動的に支える筋肉の動きの方向性を提案してもらったところ…驚くほど動きがスムーズになった。
不快なバキバキ音も少しおさまり、響きも深くなるという喜ばしい結果に٩(ˊᗜˋ*)و✧*
顎の動きはとても立体的なもの。
特に私のように不都合が起こっている人の場合、一面的に説明することはとても危ういことのように思うので、今回具体的にどんな動きを提案してもらったのかについての詳しい説明は省きますが、あえて言うなら
「口を開ける動きとやや拮抗する動きを同時に使う」
ことで、不安定になっている動きに安定性を加えた、という感じ。
ちょっと「息の支え」みたいなニュアンスに近いかな。(…抽象的でゴメンなさい。)
帰宅後、さっそく新しい口の開閉のしかたをいろいろアレンジしながら練習してみる。
…かなり良い感じ。顎が軽い。
気付いたら夜中の3時くらいになっていた。
それにしても。
こんなふうに建設的に何かに没頭しているときって、なんて幸せなんだろう(笑)
「楽器を演奏すること」
と
「アレクサンダー・テクニークを使うこと」
…私は、自分で自分を幸せに向かわせてくれる最強なツールを二つも持っているんだなぁ。
そんなことにしみじみと気付くと、なぜだかポロポロと涙が頬をつたうのだった。
そして教師になってからも、こんなふうに適切なサポートを求めることの大切さと、それを求めることができる環境への感謝を、改めて深く感じるのだった。
…で、いま朝の4時。
明日のお肌のためにもう寝ます。(←手遅れ。)
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