治安の悪い国に暮らして | (旧)今日も元気にアフリカ育児!

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元国際線CAがまさかアフリカ(ブルキナファソ)で育児⁈
ムスメ1号(2016.03)とムスメ2号(2018.03)、2匹のネコたちと送るてんやわんやのアフリカ生活を赤裸々にお届けします。

2021年7月より、アメブロから引っ越しました。(https://tenyawanyamama.com/)

に いびょーご!

(現地モレ語で「こんにちは」)

 

 

 

 

ブルキナファソの治安は

ここ数年で急激に悪化している。

 

 

 

 

 

首都のワガドゥーグーは

わりと落ち着いていて、

ワタシたちはおだやかに

過ごしているけれど、

 

国全体で見ると、

イスラム過激派組織による

襲撃事件や誘拐が相次いでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ、

おだやかにって言っても

 

 

 

●赴任してから、首都で大規模テロが3回発生

 

 

●治安が悪くて、ほぼ首都から出られない

 

 

●大きなスーパーでは銃を持った警備員が必ず待機して、入店時には荷物チェック+金属探知器で全身チェック

 

 

●レストランや病院は、二重扉のところも少なくない

 

 

●夜間の外出は控える

 

 

●人混みや外国人が多く集まる場所は避ける

 

 

●外国人が多く集まるレストランなどへ行ったときには、緊急時に逃げられる出口をいくつか見つけて、その近くに席をとるようにする

 

 

 

 

なんていうのが、当たり前の生活。

 

 

 

 

 

 

・テロに遭遇した場合

・銃声が聞こえた場合

・手榴弾に遭遇した場合

 

 

を想定した護身術も受けた。

 

 

 

 

 

大使館からの注意喚起メールには

必ず目を通して、

「危ない」と言われているところには

絶対に近づかない。

 

 

 

 

 

 

治安の悪い国に暮らすということは

こういうこと。

 

 

 

 

 

 

 

治安が悪いため、

日系企業/組織の中には

家族帯同不可とされているところもある。

 

 

 

 

 

 

 

二重扉のレストランや病院にも、

銃を持った警備員にも、

スーパーに入るたびに

金属探知機でボディチェックされるのも

すっかり慣れちゃったけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまでの、

ブルキナファソの治安悪化について

書いた記事はこちら↓

 

◆ブルキナファソの治安レベルが上がりました

◆非常事態宣言の発出

◆ブルキナファソの治安がどんどん悪化していく

◆まだまだ悪化しているブルキナファソの治安

 

 

 

 

 

 

つい最近、

フランス政府における

ブルキナファソの危険レベルも引き上げられた。

JPEG

(画像引用:https://bf.ambafrance.org/Actualisation-de-la-carte-Conseils-aux-voyageurs-15-aout-2020

 

 

 

 

 

 

 

そして昨日、リリースされた記事↓

 

 

 

 

この記事に書かれていることを

かいつまんで日本語で書くと、

 

 

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ブルキナファソの

国内避難民が100万人を超えた。

 

 

 

今年のはじめに

約45万人だった国内避難民は、

世界最速」と言われるほど

急速に悪化して100万人に。

 

(ほとんどは北部と東部から)

 

 

 

その数は、

ブルキナファソの人口5%にも及ぶ。

 

 

 

 

国内避難民の人たちには、

 

・シェルター

・食料

・水

・保護(安全な場所)

・健康維持

 

が必要。

 

 

 

 

 

さらに、武装グループに

学校が狙われたために

国内では2,500以上の学校が閉鎖。

 

 

 

その影響で

350,000人の子どもたちが

学校に通えないため

教育援助も必要不可欠。

 

 

 

いくつかの避難民キャンプでは

生活環境が悪化したり、

安全が脅かされたため、

別の場所への移動を余儀なくされている。

 

 

===========================

 

 

 

 

さらには

100万人を超えた国内避難民のうち

半数以上子どもたちだと言われている

 

 

 

 

 

 

この記事に載っている写真は

Kaya(カヤ)という町で、

私たちが暮らす首都から

車でたった2時間のところにある。

写真の女性たちは

150kmの道のりを移動して

やっとカヤに着いたところらしい。

 

 

まだ小さな子どもも連れている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こういう内容を書くと、

 

ブルキナファソ=危ない

 

っていうイメージだけが持たれがちだから

 

 

このブログでは

治安に関して

あまり触れないようにしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも

ちょうど昨日

ブルキナべの子どもたちに会ったせいか、

image

 

 

 

 

 

 

うちにも2歳と4歳の子どもたちがいるからか、

image

自分たちが住んでいる国で

起こっていることについて

なんだか無視できなくて、

今日はブログに書いてみた。

 

 

 

 

 

 

 

日常生活において

注意すべき点や制約はあるけれど、

すみからすみまで

危険で100%の国ではない

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな状況の中でも

 

 

 

明るく笑って過ごしている人がいて、

 

 

 

 

 

外国人のワタシたちを

温かく迎え入れて、

たすけてくれる人がたくさんいる。

image

 

 

 

 

 

 

そこに新しく生まれる命もある。

image

 

 

 

 

 

生活はむちゃくちゃ大変なのに、

 

3年過ごしても

全く嫌いにならないブルキナファソや、

 

いつも支えてくれる

ブルキナべの温かさを

ワタシはもっともっと伝えていきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はそんなことを思った日。

 

 

 

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てんやわんやママ

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■2歳差姉妹のママ

□2016年3月生まれのムスメ1号
□2018年3月生まれのムスメ2号

 

■アフリカ在住8年目

□住んだことのある国…ザンビア、ベナン、ブルキナファソ(*現在進行形)

 

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■Webライターとしても活動中!

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 ・OVER THE BORDER ゲストライター

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