に いびょーご!
(現地モレ語で「こんにちは」)
ブルキナファソの治安は
ここ数年で急激に悪化している。
首都のワガドゥーグーは
わりと落ち着いていて、
ワタシたちはおだやかに
過ごしているけれど、
国全体で見ると、
イスラム過激派組織による
襲撃事件や誘拐が相次いでいる。
まあ、
おだやかにって言っても
●赴任してから、首都で大規模テロが3回発生
●治安が悪くて、ほぼ首都から出られない
●大きなスーパーでは銃を持った警備員が必ず待機して、入店時には荷物チェック+金属探知器で全身チェック
●レストランや病院は、二重扉のところも少なくない
●夜間の外出は控える
●人混みや外国人が多く集まる場所は避ける
●外国人が多く集まるレストランなどへ行ったときには、緊急時に逃げられる出口をいくつか見つけて、その近くに席をとるようにする
なんていうのが、当たり前の生活。
・テロに遭遇した場合
・銃声が聞こえた場合
・手榴弾に遭遇した場合
を想定した護身術も受けた。
大使館からの注意喚起メールには
必ず目を通して、
「危ない」と言われているところには
絶対に近づかない。
治安の悪い国に暮らすということは
こういうこと。
治安が悪いため、
日系企業/組織の中には
家族帯同不可とされているところもある。
二重扉のレストランや病院にも、
銃を持った警備員にも、
スーパーに入るたびに
金属探知機でボディチェックされるのも
すっかり慣れちゃったけどね。
これまでの、
ブルキナファソの治安悪化について
書いた記事はこちら↓
つい最近、
フランス政府における
ブルキナファソの危険レベルも引き上げられた。
(画像引用:https://bf.ambafrance.org/Actualisation-de-la-carte-Conseils-aux-voyageurs-15-aout-2020)
そして昨日、リリースされた記事↓
この記事に書かれていることを
かいつまんで日本語で書くと、
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ブルキナファソの
国内避難民が100万人を超えた。
今年のはじめに
約45万人だった国内避難民は、
「世界最速」と言われるほど
急速に悪化して100万人に。
(ほとんどは北部と東部から)
その数は、
ブルキナファソの人口5%にも及ぶ。
国内避難民の人たちには、
・シェルター
・食料
・水
・保護(安全な場所)
・健康維持
が必要。
さらに、武装グループに
学校が狙われたために
国内では2,500以上の学校が閉鎖。
その影響で
350,000人の子どもたちが
学校に通えないため、
教育援助も必要不可欠。
いくつかの避難民キャンプでは
生活環境が悪化したり、
安全が脅かされたため、
別の場所への移動を余儀なくされている。
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さらには
100万人を超えた国内避難民のうち
半数以上が子どもたちだと言われている。
Selon la @spconasur, le #BurkinaFaso compte plus de 1 million de personnes déplacées internes dont plus de la moitié sont des enfants.
— UNICEF Burkina Faso (@UNICEF_Burkina) August 18, 2020
Nous intensifions nos opérations pour acheminer l’aide d’urgence. Les enfants doivent être protégés où qu’ils se trouvent et à chaque instant. pic.twitter.com/UcUbQg4jtw
この記事に載っている写真は
Kaya(カヤ)という町で、
私たちが暮らす首都から
車でたった2時間のところにある。
写真の女性たちは
150kmの道のりを移動して
やっとカヤに着いたところらしい。
まだ小さな子どもも連れている。
こういう内容を書くと、
ブルキナファソ=危ない
っていうイメージだけが持たれがちだから
このブログでは
治安に関して
あまり触れないようにしていた。
でも
ちょうど昨日
ブルキナべの子どもたちに会ったせいか、
うちにも2歳と4歳の子どもたちがいるからか、
自分たちが住んでいる国で
起こっていることについて
なんだか無視できなくて、
今日はブログに書いてみた。
日常生活において
注意すべき点や制約はあるけれど、
すみからすみまで
危険で100%の国ではない。
こんな状況の中でも
明るく笑って過ごしている人がいて、
外国人のワタシたちを
温かく迎え入れて、
たすけてくれる人がたくさんいる。
そこに新しく生まれる命もある。
生活はむちゃくちゃ大変なのに、
3年過ごしても
全く嫌いにならないブルキナファソや、
いつも支えてくれる
ブルキナべの温かさを
ワタシはもっともっと伝えていきたい。
今日はそんなことを思った日。
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てんやわんやママ
■2歳差姉妹のママ
□2016年3月生まれのムスメ1号
□2018年3月生まれのムスメ2号
■アフリカ在住8年目
□住んだことのある国…ザンビア、ベナン、ブルキナファソ(*現在進行形)
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・その他Webサイトでもコラム寄稿中
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