に いびょーご！
（現地モレ語で「こんにちは」）
今日は
ブルキナファソの
火星ゴルフ場について書くよ。
「火星ゴルフ場ってなんや？」
と思った方はこちらの記事からどうぞ↓
週末に久々に
火星ゴルフ場へ行った
てんやわんやパパ。
ワタシがムスメ1号・2号と
お留守番していようと思ったら、
1号がどうしても行きたがって
一緒に連れて行ってくれた。
そうそう、
キャディさんやらみんなが手伝ってくれるから
ブルキナのゴルフ場は子連れでも
コースを回れちゃうんだよね。
こういうとこ、すごく好き。
病み上がりのワタシが
ムスメ2号と平和に
お留守番していると、
てんやわんやパパから
ゴルフコースを回る1号の写真が
送られてくる。
…い、いやね、
3歳の女の子が
休日にゴルフ場へ行った
ほほえましい写真のはずなのよ？
それがさ、
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※ここから先はフィクションです。
てんやわんやママは、
その写真を見るなり
すぐに受話器に手を伸ばした。
すぐに連絡をしたのは
てんやわんや航空宇宙局TASAだ。
「ええ、ウチの子パパと一緒に
ゴルフ場へ行ったはずなんです。」
「まさかブルキナべの宇宙飛行士と一緒に
火星の生命探査のミッションを背負って
火星に降り立っていたなんて、
この写真を見て初めて知って驚きました。」
「これは岩石のサンプル採取中に
火星の巨大岩石の上で
休憩しているところでしょうか。」
「内部鉱物組成がよく解明されていない
火星の岩石に直接手を触れてしまって、
ウチの子は大丈夫なのでしょうか。」
・
・
・
「はい。」
「はい、わかりました。
よろしくお願いします。」
ガチャ。
電話の向こうのTASA担当官の
少し無機質な説明を
聞き終えたてんやわんやママは
そっと受話器を置く。
まだ幼い2号がいるから
表情にこそ表れていなかったものの、
受話器を置く右手が
少し震えていたように感じて、
それを隠すようにそっと左手を重ねた。
そう、彼女は、
ムスメ1号とパパが
TASA極秘ミッションで
火星生命探査の
有人岩石サンプル採取ミッションの
主要メンバーであることを
この時に初めて知ったのだ。
3歳のムスメが
そんな危険なミッションに
加わっていたなんて…
もし火星に連れていかれるって
わかっていたら…
あの時、
「2号と一緒におうちで
お留守番してなきゃダメだよ！」
ってもっと強く引き止めていたら…
今頃、1号はここで
「メルちゃんの
オムツがつけられないよ〜」
ってママのところに人形を持ってきて
一緒にオムツをつけていただろうに。
あのいつもの笑顔をすぐ隣で
見せてくれていただろうに。
今思えば悔やまれることばかりだが、
ムスメ1号は7,528万km、
光の速さで4年もかかる
遠い遠い火星にいる。
西アフリカで育った1号が
人類初の火星有人ロケットに乗って
人類初となる火星での
有人ミッションに挑んでいるのだ。
きっと成功する。
1号ならきっとやれる。
応援してあげない親がどこにいる。
どんなに遠くたって、
一番のサポーターになるんだ。
そして、
1号がミッションを成功させて、
元気に帰ってきた時に
思いっきり抱きしめてあげるんだ。
（続く）
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って、写真を見るだけで
てんやわんやママの脳内で
3歳児のムスメが
火星生命探査のミッションを背負っちゃう
ブルキナファソのゴルフ場。
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てんやわんやママ
■2歳差姉妹のママ
□2016年3月生まれのムスメ1号
□2018年3月生まれのムスメ2号
■アフリカ歴
□住んだことのある国…ザンビア、ベナン、ブルキナファソ（*現在進行形）
□行ったことのある国…モザンビーク、コンゴ民主共和国、ボツワナ、南アフリカ、トーゴ、エチオピア、セネガル
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