帰省も終盤。
子供を預けている両親の体力が
ギリギリな中、
私自身も、体の回復に時間を使い
遠出ができていなかったからと
「行ってきな!」と
送り出してもらい街まで出てきた。
何を食べようか、
選択肢がありすぎてさまよい、
迷い込んだのはなぜか
昼のすすきの。
まだ陽の差す
すすきのの店は、
ほとんどシャッターが閉まり
夜の活気が嘘のように
静寂に包まれている。
そんな光景を見て思い出した。
早朝番組終了後の朝8時半に
食事を摂るところがなく、
すすきのに迷い込んで
夜勤明けの看護師さんや、
華やかな身なりの男性たちが
ゆったりとオフの時間を
過ごす寿司店に辿り着いたこと。
音楽番組を担当していたとき、
0からものを創る人の
感受性の源をどうしても
知りたくて、
ミュージシャン時間の
深夜から早朝まで
ダイニングバーで話を聞き、
そのまま仕事に出掛けたこと...。
どれも20代だから出来た
無茶だったのかもしれないし、
女子アナにはそこまで
求められては
いなかったのかもしれないが笑、
なんだかそんな毎日を思い出した。
一方で、仕事は物凄く
楽しかったけれども、
毎日夜8時には寝るような生活で
出会いもなく、
嫁にも行かず(行けず)、
今よりもそんな生き方への
風当たりが強かった時代、
私のがむしゃらや
思い描く未来は
間違っているんじゃないかと、
自分を肯定できない
不安な日々を送っていたなあと。
誰もいない
ちょっと寂しくもある街並みを見て
そんな心情を思い出した。
でも今だから言いたい。
先が見えずさまよっていた私に、
そんなあなたも「yes」だよと。
誰かが決めた幸せが
正解じゃないし、
悩むからこそ
導き出せる答えもある。
平成が終わるこのご時世だって、
たくさんの選択肢があるからこそ
多くの人が同じように悩み
不安に思うのだとしたら
すべての人たちは
そんな自分に「yes」と
言って欲しい。
悩んで真剣なあなたは美しいし、
幸せは自分が決めることだと。
年齢やら適齢期、性別や
決められた家族観、
世間体やらに縛られて
自分の可能性を狭めないで欲しい。
私がブログを書いている
思いの源は、そんなところに
あるのかもしれないと思った。
そしてありがたいことに、
ブログを始めてからの方が
年下の後輩たちから
声をかけてもらえることが
多くなった。
「宮田さんの言っていること
すごくわかります、
私が変なんじゃなくて、
決められた常識の方が
もしかしたら違うのかもって
最近思ってきたんです。」
時が経ち、少しずつでも
色んな価値観が変わって行き、
自然体の姿に
自信を持てる人が
もっと増えて行ったら良いな。
10年前にも味わったスープ。
あの時と同じように
一人ですすっていても
全然違う味わいに感じるのは
味が進化しているからか。
舌が肥えたのか。
見ている景色が違うからなのか。
