仕事で取材に行ってきました。
ロケの時間がちょっぴり長めなため、
息子は、半分は保育園、
半分は夫にみてもらえました。
そんな時間をくださった
夫の職場の皆さんには
本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。
保育園では、足を踏み入れた途端に
お友達の輪に囲まれて
息子にとっては刺激的な時間に
なったみたいです。
たまにしか行かない保育園だから、
まだ「楽しむ」という感覚には
なれていないかもしれないけれど、
月齢が進んで
もっと社会性が身につくようになれば
大分変わってくることかな。
そして仕事の時間を終えて思うこと...。
やっぱり仕事って本当に楽しい
取材を通して、知らなかった世界に出会えて。
その道に通じる人たちに、
じっくり話を聞けて。
(普段、お店などでは、
話をたくさん聞きたくても
「何でこのお客さん、こんなに自分に興味津々なの?」と恐らく怪しまれてしまうから
抑えるしかないんです。笑)
スタッフの皆さんとの何気ないやり取り。
しょうもないなあ、なんて笑うひととき。
ひとつのものを、より良く作り上げようと
真剣な思いを共にする瞬間。
産休で一時離れたからこそ、
そのかけがえの無さに
気付いたのかもしれません。
そして日頃、大変だと思うけれど
仕事に打ち込める夫のことも
どこか羨ましく思ってたのかな...
なんて自分にも気付いたり。
時に行き詰まっているように感じる
子育ての時間も。
朝息子が保育園へ行くときに
「保育園のお友達と仲良くするのよ、
先生の言うことをちゃんと聞くのよ。」と
伝えると、
「任せときな」と言わんばかりの
見たことがないような
力強い笑顔が胸に焼き付きました。
本当はよくわかっていないはずだけど、
子供なりに何かを感じ取っていたのかな。
子供にも応援してもらって、
自分の仕事があるのだ...。
そう思うと、今まで以上に
「よし、頑張るぞ」って気持ちになります。
そして帰って来たら、
意外や意外、「掃除、料理、頑張る!」と
がぜん、やる気が湧いて来たのです。
いつもなら寝不足で馬力が出ないような
状態でも。人間って不思議ですね。
その話を夫に伝えると
「張り合いが出るのかな」と。
制限つきにも関わらず
仕事で表現するチャンスをくださる皆さんと、
夫や夫の職場の皆さんと、
寂しくても元気に過ごしてくれた子供と。
自分らしい生き方を選べるように
バックアップしてくれる社会と...
その権利を勝ち取るべく
戦って来てくれた先輩たちと。
ときには
まだまだ心が折れる現実に
直面することはありますが、
本当に周りの皆さんに
生かしてもらっている感謝を
噛み締める時間となりました。
次の機会を楽しみに、
またお母さん業も頑張るぞ。
取材の休憩時間にみんなで食べた担々麺。
美味しかった~~
