ラオスは多民族国家
50もの少数民族で形成されており、それぞれの文化を守り続けています。
モンビレッジ(モン族の村)
モン族は民族としての誇りをしっかりと保ちながら今もその伝統を守りながら暮らしています。
そんな誇り高き想いは、モン族特有の楽器や音楽からも伝わってきました。
名演奏家であり、名楽器職人であるモン族の方にお会いさせていただきました。
モンの伝統笛のことを多く教えていただき・・
そしてなんと
モンケーンの名器を分けてくださいました。そしてさらに縦笛はプレゼントくださり・・
また同行くださったTraditional Arts & Ethnology Centerよりジャープライという横笛をいただきました。
モンケーンは竹、木、木の皮、全てがナチュラル素材で作られています。
楽器を作る道具
これまでにもモンケーンを奏でてみたことはありましたが・・
これは全く違う!!!!! と言えるほど・・
素直な響きと吹きやすさは、さすがマスターの名器です。
質問に丁寧にお応えくださり、モン族の伝統笛のことを多く教えていただきました。
そして最後には、もう一度管を外してまでの微妙な調節、また持ち帰りの際に動かないようお手製のカバーをつけてくださいました。
リードの微調整
早速にサラサラと吹きたいところですが・・・
ラオスのケーンはこれまで吹いたどの笛よりも難しい
響き伸ばした音に続いたのは、咄嗟に「チャルメラ」笑!!
そして娘の試し吹きもチャルメラになったのには大笑
「チャルメラ」しか吹けないぐらい難しい
名人の舞踊付き演奏は滑らかでさすがでした。
見せていただけて嬉しかったです。
そして今度お会いするときまでには上達しておきます。と、お約束をして・・
この旅で、また貴重な経験をいただけましたこと、素敵な出会いに心より感謝です。