一般的な住宅街と高級住宅街から出るゴミの種類が違う。ゴミ清掃員になる前は、お金持ちの人は何でもかんでも買って、飽きたらボンボンボンボン捨てているのかと思ったら、意外と一般的な住宅街の方がゴミの量が多いんですね。大片付けをすると凄い量の洋服が出てきたりする。値札がついたまま、一回も着ないで捨てられていたりする。買うポイントが値段なんですね。安いから買っちゃおう、着ないから捨てちゃおうみたいな。

関西大学の池内裕美さんは

お金持ちの人の方が物が少なくてスッキリと暮らしている傾向はありますね。物の廃棄や処分が出口と考えるならば、入り口の時点でしっかり厳選している。