P28
『神様の精神状態』についてこう説明するのです。
「とにかく、はんぱない感動、感激。それが『神様の精神状態』………たとえば、スポーツの試合をしていて、勝てそうもない相手に接戦で勝ったとき、嬉しいでしょ。絶対に無理ムリと言われた学校の入試に合格したときなんか、最高に嬉しいでしょ。会社を経営して大きな困難を乗り越えたあとの達成感。まぁ、そんな大きなことでないにしても、人の助けになって、心から『ありがとうございます』と言われたときなんか本当に嬉しいでしょ。うわー嬉しい、嬉しい………このとき我々は、限りなく『神様の精神状態』に近づいているんです」
こうした歓喜きわまる心の状態というのは、結局自分の心がつくり出すものなんですね。最初から自分の心のなかだけでつくり出すこともできます。そのためにはイメージが必要です。ありありとしたリアルなイメージ。そのイメージをかたちづくる手段の一つとして、繰り返し口から発する言葉があるわけです。言葉ー想いー言葉ー想いー言葉………だんだんと感情が高まり、『神様の精神状態』に近くなる。そしてその想いで言葉を発する。より確信ある言葉になりますね。行動にもその想いか入ります。
P30 キムタクにどうしても会いたい女性に対して
「言葉を口から発することは大事です。でも、そのときの想いがちょっとでも否定的でしゃべった言葉の域に達していなかったり、具体的な行動が何も伴っていないようては、ただ口から吐いているたけですよ。そんなときは、しっかりイメージして『神様の精神状態』を味わい、その気持ちで言葉にしてアクションを起こすといいですよ」とお伝えしました。キムタクが出演する番組のエキストラに応募し続けたら選ばれました。握手して少しだけですがお話も出来ましたとのこと。
P40
感謝の瞑想ーまとめ(感謝力を高めるエクササイズ)
①お世話になった人を思い浮かべて、感謝することを紙に書き出して「ありがとうございました」と心から言う。
②感謝も嫌悪感も持っていない人で①をやってみる。
③あまり感謝したくない人で①をやってみる。不快になるときは感謝しなくていいです。そのままにしておきます。
④両親で①をやってみる。
感謝の瞑想を続けていると、あるときふっと嫌だった人がそれほど嫌でなくなっていることに気がつくことでしょう。そして自分が失敗した過去の出来事に対しても「あれはあれで良かった」「それはそれで良い」(これは魔法の言葉になります)と肯定できるようになってきたら心が軽くなっていきます。
P51
嫌なことがあったときに直ぐ「ありがとう」と言うと不幸の連鎖を断ち切ることができるようです。1時間後に言っても、次の日に言っても意味がない。直ぐに言いなさい❗出来れば微笑んで、笑顔でありがとうと直ぐに言う。(なんにでも感謝するための分かり易い実践手段のような気がします)(斎藤一人さんは、交通事故に遭っても直ぐにはありがとうとは言えない、順序っていうものがあるんだ❗って仰っていましたが、五日市さんは直ぐなんですね。)
P56
①嬉しいこと、楽しいことがあったら「感謝します」という。
②夢や希望を思い描き、それが実現したこととして言い切って(過去形にして)「感謝します」という。
P57
①「人はね、言葉通りの人生を歩むの。だから綺麗な言葉を使いなさい」②「怒っちゃダメ。でもどうしても怒らなくてはいけない時は、ちょっと深呼吸して別な言葉で優しく伝えなさい」③「言葉は口から発せられると、その瞬間に命を持つの。そしてどんどん一人歩きするのよ」(想いはキャンセル出来ても、しゃべった言葉はキャンセル出来ません❗)
現実に嫌なことが起こったら、直ぐに「ありがとう」と言って「こうした方が良い」と客観的に思われることを「直ぐやる」「必ずやる」「出来るまでやる」(日本電産の永守重信社長の言葉)
P59
「同じ波動は引き合う」「類は友を呼ぶ」ツイてない人はツイてない人と引き合い、ツイてる人はツイてる人同士が引き合いやすい。これをビルのフロアに例えると分かりやすい。波動ビルとでも名付けましょう。
P61
高いフロアに住んでいる人は「マイナス」と思われることを「プラス」に変えることがとてもうまい。しかも上のフロアの人ほどうまいようです。
「幸せは不幸の姿でときどき現れる」、だから「ピンチは不幸じゃない」と知っている人がツイている人です。
P62
より高いフロアへ行くには
①「自分を愛し、敵を愛する」
②「ありがとう」「感謝します」を習慣化する
P64
「敵を愛する」ための大事なポイント。何があっても絶対に「敵のせいにしない」ということ。「成功はあなたのおかげ。失敗ひ自分のおかげ。どんなときもおかげさま」
P80
なんらかの目標や願望がある場合、まずはそれをしっかり「想って」(想い)「口から発する」(言葉)ことでベクトルの方向を定めるという大事なプロセスなんですね。みんなのベクトルが揃えば、「直ぐやる」「必ずやる」「出来るまでやる」
P91
人間は環境汚染の中で出来た食物を食べるからいろいろ良くないモノが入ってくる。一番困るのが金属汚染(水銀、アルミ、鉛など)と電磁波。
P97
仏教では出来事は無記、つまり善悪は記されていないんだと。それぞれの出来事をどう受け止めるかによって善悪が決まる、とされているのです。
P105
弘法大師空海の三密加持
「身(行動)」「口(言葉)」「意(想い)」を一点に集中したときに宇宙の力(エネルギー)が人間に流れ込むという意味です。加(仏の慈悲)持(人の信心)が働き、仏と人は相照らすと。三密(身口意)を高度化するには気を込めること。