現の証拠は可憐な花である。以前、調べた時にゲンノショウコを神輿草というと知って❓️と思ったのですが、種を飛ばした後の姿が神輿のようであることから名付けられたものだと知って感動したことがあります。
甲斐の徳本こと永田徳本が見つけた「ゲンノショウコ」という野草はまさに「仙草」である。なぜ仙草かというと生命を養う上薬、精を養う中薬、対症療法として卓効を現す下薬の三効を一草で兼ね備えているからである。
大陸の仙医たちが見落としていたものを東海の小島の仙人が発見したものである。この薬草は対症療法(特に急性下痢止)として薬効が著しいうえに副作用がない。味も悪くなく、続けて飲用すれば保健上の効も大きいということをです。
ゲンノショウコは偉大な薬効をもっているが、下痢止め以外の場合はハブ草の種子(これがちょっと不明、多分決明子·ケイメイシのことかなと思えるが。)を加えればいい。割合はゲンノショウコの半分か、等量でいい。
ゲンノショウコは濃く煎ずれは下痢を止め、薄く煎ずれば便通を良くする霊的な働きをもっているが、ハブ草(ケツメイシではないかと思うが。)と併用すれば効果一層大になる。さまざまの薬効も全てハブ草(ケツメイシ?)との併用するものと心得て頂きたい。
ゲンノショウコはさまざまな薬効をもっていて、化学薬品や抗生物質と違い副作用の心配もなければ耐性菌の発生する心配もない。いいことづくめである。しかし薬である以上、連用することは止めた方がいいのではないか、と薬学の常識では答えのでるところだが、この草は実際のところ対症療法としての下薬の働きと、生命を養う上薬の働きとを兼ね備えているから連用心配なし、ハブ草と共にお茶代用に煎用していると心臓も腎臓も肺もみな良くなってくる。胃腸にも勿論良く、保健強壮の役を果たしてくれる。
因みに肩こりに効く、湿布薬のトクホンはきっと永田徳本から命名されたものと思われる。