指導 FI氏(三段)
参加 成年部(男性7名、女性1名)
諸手取り技・最終形態
この1週間、あらゆる諸手取りYoutubeを見て、会社ではSK氏と手を握り合い、SNSではHWさん、KNさん、YHさん、そしてYIさんも加わってもらい、議論を重ね、ようやく私なりに、最終結論に至りました。本日、三由先生の前でも説明し、「それで良い」とのコメントをいただきましたので、これを最終形態とさせていただきます。(まだ動画撮ってない、というか今日、撮り忘れたので、金曜日に撮ります)
表と裏の出だし
(I)今まで、4つの技の出だしは全て異なっていたため、混乱が生じ、またいつも技の出だしで迷う方もいたので、全ての技の始まりを統一します。
(II)表は、右手、手刀を取りと受けが合わせてから、受けが両手でガッチリ掴む前に、取りは手のひらを上に向けて右へ転身しながら、受けの右腕に親指を引っ掛けて各技に入ります。
(III)裏は、四方投げ以外の時は、春水流にしっかりと手を下方に入れて手のひらを上に向けるスタイルで転換し、受けを前方に導いてから各技に入ります。
各技
(1)諸手取り入身投げ 表は、上記(II)の形から、受けから見て受けの右側に入身で入り、転換して投げます。受けは、受けの進行方向へ投げられます。裏は、上記(III)の形から、掴まれた手を上げることなく、受けの左へ入身・転換で入って、投げます。受けは、侵入方向へ投げ返されます。
(2)諸手取り四方投げ 表は、上記(II)の形から、右へ転身しながら、受けの右腕に親指を引っ掛けて四方投げ表へ。裏は、左手を掴ませて右へ転身し、小指側で受けの右腕を引っ掛けて、四方投げの裏へ。倒れる時は、両手で持ったまま。したがって、畳は叩かない。
(3)諸手取り呼吸投げ 表は、上記(II)の形から、右へ転身しながら、受けの右腕に親指を引っ掛けて、左手を脇下に差し入れて天秤投げへ。投げる時は、投げる方向を少し修正し、侵入方向へ投げ返す。裏は、上記(III)の形から、受けの左側へ転換で入り、やはり受けの侵入方向へ投げ返す。
(4)諸手取り小手返し 表は、記(II)の形から、右へ転身しながら、受けの右腕に親指を引っ掛け、そのまま受けの右手の小手を取り、さらにもう一度転身して、小手を返して投げる。投げ捨て。同じく受けは、畳を叩かない。裏は、上記(III)の形から、受けの左手の小手を掴み、そのまま前に転身して、小手を返す。
以上。
今回で、表と裏の出だしは、ほぼ統一した(四方投げの裏だけ例外)ので、技を覚えやすくなったかと思います。
「形が決まったので、あとは稽古あるのみ!」by 三由先生、とのことです。