指導 ET氏(五段)
参加 成年部(男性5名)
テーマ:「短刀突きへの基本的対応と短刀の取り方」
ポイント:
- 武器を持つ相手に対して動じない心技体の「心」が一番大事。
- 短刀を取り上げないと相手は再度向かってくるので、取り上げる技術を身に付ける。
- 刃先を掴まずに親指と人差し指で挟む。又は刃の背から掴む。
- 刃を相手に向けて投げ固める。
- 技を固定的に考えず、相手の手首を掴んだ状態から臨機応変に技を繰り出す。
- 道場稽古は技の体系とポイントを掴む場。身に付けるには、自主稽古で数多く反復し、自然と身体が動く様にすることが肝要。
(基礎)
- 突き方の稽古 刃先を上にして斜め上にしゃくる
- 捌き方の稽古 入身しながら後ろ足をずらして正中線を空ける⇒転換も加えて相手の背後に入る
(基本、応用)
- 呼吸法 表 自分の胸を大きく広げて相手を落とす。
- 呼吸法からの応用 巻付け首締めで相手を崩し固め、相手の手首を膝で極める。
- 呼吸投げ 転換して肩を深く入れながら短刀を掴んで投げる
- 二教 表 相手の手首の親指根元を、膝上から滑らせながら三角形に絞り捻る。
- 五教 表 相手の手首を親指の根元で捻りながら極める。
- 小手返し 表裏 自分から短刀を遠ざけ、刃先を相手に向けながら投げる。極めは縦極めと捻り極めの二種をマスターする。
- 四方投げ 横面突きへの対応で、刃先を相手の首に向けながら投げ、相手の手首を捻る。
- 六教肘固め 相手の手首を自分の胸に固定し、脇で相手の肘関節を捻り返して極める。
以上