参加者 大人(男性9名、女性1名)、高校生(女性1名) 

指導 H.K.氏(三段)


四方投げを考える

①受け その1 怪我をさせない様に投げる
受けは、腕を上げて肩を指先で触るように構える。取りは、下に落とす様に投げる。この時、受けは取りに近い方の足を曲げて自分のおヘソを見る様にして頭が地面に着かないように受け身を取る。

②受け その2 怪我をしない様に受ける
片手取り四方投げをするが、取りは受けの指先が肩に着くようにしてから投げる。
または、取りが指先を肩から離して投げようとする時、受けは自分の手に耳を着けるように近づけて、受け身を取る。

③取りの展開
取りが四方投げをする際に、展開する所で、その場でくるくる回ってしまう人が多いが、実際は展開して振り向きざまに後ろにいる敵を切る様にする。
この時に持たれている手首を切らない方が技が効くので、取りは受けの手首を掴まずに両手を合わせた形でやってみる。

④人差し指で四方投げ
受けは交差取りで、取りの人差し指を掴む。
取りはそのまま力まず四方投げ。

⑤受けの崩し その1
受けは交差取りで、取りの手首を掴む。
取りは受けの胴を切る様に入る。
その際に真っ直ぐではなく、下から弧を描く様に切り込む。

⑥受けの崩し その2
取りは片手で構える。受けが手首を掴む瞬間に力を抜き、自分の手首が臍下丹田に近づく様にする。
受けは自分の体制がすでに崩されているとは気づかず、そのまま崩されて技にかかる。

その他、手首を極めて崩すなどあるが、本日はここまで。

これまでにやったことがない動きがあったりして、意外と難しい。
四方投げの奥の深さを感じました。

以上