私が生徒さん達に伝授しているのは、型と演武で終わらない『武術としての合気道』です。


武術としての合気道とは、路上の護身で使える合気道技を身をつけられる合気道です。


普通に言えば『強くなる合気道』です。


心身と技を練り上げて強くなります。


しかし、強くなるだけでは、人生の勝者にはなれないと考えています。


合気という心法を身につけ、優しくならなくでは意味がありません。


本当の強さとは肉体や腕力、技のパワーだけではありません。


人生でぶつかる様々な問題で腕力で解決出来るものはわずかです。  


昔、極真空手の大山倍達館長に、ある質問の手紙を出しました。


その時の返信の手紙に、肉体的に強さなど、たいした強さではないという趣旨の文章があり驚きました。


素手で牛を屠る空手家が肉体の強さの意味を語られていました。身体を鍛えることにより、心を強くするのが目的だの言われたのです。


それが私の質問へのお答えでした。


今、私は、合気道S.A.という流派の師範となり、大山館長の言葉の重さを理解できます。


『人間力』に『合気力』が加わることで、真の強さと真の優しさが身につきます。


武術的な合気道は、護身の技を磨きながら、武術体、つまり丹田と体軸を鍛えます。


丹田と体軸が合気と結ばれたときに、肉体の強さだけでなく、真の優しさも身につけて、困難に立ち向かい、自他共存共栄の道を進める人間となります。


これからの人生が長い少年少女クラスでも、熱く稽古指導をするのは、あの子達が、日本を住みやすい、暮らしやすい国にしてくれると信じているからです。

 


◆合気道S.A.越谷・春日部に、ご関心をお持ちになられた方は、是非、稽古の見学をされて下さい。


◆また、合気道は体験しないとわからない武術です。一日無料稽古体験も出来ます。


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合気道S.A.越谷・春日部 HP

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