ここのところ数回続いて『お腹』と『首』を守る稽古をしています。
コロナの影響でゲームなどで、スマホ首が増えていますし、お酒の飲み過ぎや運動不足から消化器系の不調もよく聞きます。
健康のために『首』と『お腹』を積極的に守る事は大切です。
さて、しかし、それを合気道の稽古場でやりますと、看板偽りにありになってしまいます。
私の教えている合気道は武術合気道ですから『凡人の身体』を『達人』にする事で、健康体になっていきます。
それは『結果』であって『目的』ではありません。
私が指導したのは、刃物を持つ相手から『首』と「お腹』を守ることです。
首は大切な頸動脈があります。
お腹には、様々な重要な臓器と血管があります。
手足ならば、手当が早ければ、切られても回復出来る可能性が高いです。
しかし、首とお腹を切られたり、刺されると命を落とす可能性が高くなります。
首やお腹を守るために
首には太い筋肉があります。
お腹にも筋肉があります。
メタボの方は内臓脂肪ならともかく、腹筋は自信がないかもしれませんが。笑
しかし、どれだけ鍛えてても<鋼鉄のような肉体>は、あくまでも比喩、たとえです。
百円ショップの果物ナイフでも、自慢の筋肉は切られてしまいます。
よく笑い話で生徒さんに言うのですが、スーパーマンが虫垂炎になったら、メスが折れて手術が出来ないで、腹膜炎で死ぬでしょう。笑
稽古では、守るべき動脈の位置の説明から、遭遇する刃物攻撃パターンの説明から始めます。
次に、それに対する護身技の指導伝授です。
よくあるモノマネ護身では、役立たないという事も実技指導をしました。
樹脂製のサバイバルナイフや、安全ナイフを使って、大人から子供まで、楽しく稽古をしました。
生徒さんに何度も説明している事があります。
私達の稽古している技は、覚えただけではいけません。
考えずに身体が勝手に動いて、使えるまで、繰り返し稽古をしないといけません。
そして、使えるようになっても、安心してはいけません。
あくまで、生存率が上がるだけです。
技を知らなければ、首を切られ、お腹を刺されて、100%命を落とすのが、生存率が上がるだけです。
生存率を50%以上に上がるまで、真剣に稽古をしないと意味がありません。
◆合気道S.A.越谷・春日部に、ご関心をお持ちになられた方は、是非、稽古の見学をされて下さい。
◆また、合気道は体験しないとわからない武術です。一日無料稽古体験も出来ます。
★見学・稽古体験をご希望の方は、下記のHPから、お申し込み下さい★
『合気道S.A.越谷 令和 公式HP』
https://sites.google.com/view/aikido-sa-kk
『合気道S.A.春日部 令和 公式HP』
https://sites.google.com/view/aikidosa-kasukabe