学生時代、竹刀や木刀、杖、ヌンチャク、釵、トンファー、万力鎖などを屋外で振って稽古をしていました。

素手の稽古で強くなるのは当たり前ですが、相手が武器を手にしていたり、複数の場合は、当方も武器で相手をしないと不利になります。

勿論、素手による武器取りという技もありますが、他に選択肢がない時の究極の技です。

合気道S.A.の櫻井代表に、黒帯になった時から、何年間も天才合気道家の武器術の指導を懇願していました。

教授三段になった時に、やっと櫻井代表師範から、武器術の個人指導を受ける許しが頂けました。

私が武器講習会を開き、代表師範を講師として招くという形で念願の合気武器術を学ぶことが出来ました。

それから、しばらくして合気道S.A.で櫻井代表による武器術、武器取りの指導が始まり、全ての生徒の皆さんに武器術の指導の門が開きました。

何年間も懇願して指導を受けたのですから、毎日、武器を振ろうと決めました。

晴れの日も、雨の日も、風の日も、雪の日も、春夏秋冬、季節の移る中で武器を振り続けました。

春は萌え上がる若葉の下で、夏は肌を焦がす太陽の元で、秋は落葉の絨毯の上で、冬は小雪が舞い、翌朝は積もった雪を踏みしめながら、1日も休まずに稽古をしました。

いつの間にか、太陽を背にしたり、風上を取る癖がつきました。

また、雨風雪の時の構えも、自然に身に付きました。

ヒッチコック監督の名作『The Birds鳥』のように、ぐるりと周りをカラス達に囲まれた時は、対カラスの構えと剣操法が生まれました。

そんな稽古の中でも、1番重要だったのは、悪い足元での武器操法です。

平らな板の間の稽古だけでは、路上の実戦で、対応出来ない動きになる可能性があります。

試合で勝つ事のではなく、実戦で使える武器操法を身につけるために、稽古は続きました。

その稽古はそのまま丹田と体軸の鍛錬にもなっています。

いにしえの侍たちのように。

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