10代から武術、武道が好きで、気がつけば合気道の師範をやっています。


仕事でも、プライベートでも、そして武道の世界でも、様々な人達を見て来ました。


真面目な人も、不真面目な人も、尊敬する人も、軽蔑する人も、義侠心に厚い人も、卑怯で狡い人も…


人は「世界に一つだけの花」と言いながらも、やはり、そこに共通性はあります。


稽古を途中でやめる人達の共通点もあります。


また、上達が途中で止まる人の共通点もあります。 


これらの人達の共通点は、師匠の言葉を聞かなくなる点です。


武術の上達は、山を登るみたいなものです。


目の前の頂上にたどり着くと、そこからは、さらには高い山が遠くに見えます。


小さな上達に満足して、しがみついていては、その先に進めません。


師匠とは、手本であると同時に、その道の先達であり、ガイドでもあります。


時には、師匠の言葉が理解出来なかったり、反発を覚えることもあるかもしれません。


しかし、まずは飲み込むことです。


何も考えずに、素直に耳を傾け受け入れることです。

そして、消化出来なくても、そのまま大切に覚えておくことです。


やがて、理解出来るときが来るでしょう。


もしかしたら、一生理解出来ないかもしれませんが、それは来世に持って行きましょう。


生まれ変わって、また、稽古をするときまで。


本物の師匠の本気の言葉とは、それほど重く、有難いものと肝に銘じるべきです。


上達を妨げるものとは、学ぶ初心を忘れた自我が作っている壁のことです。


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