私が施術する武術的な整体には、表の顔と裏の顔があります。
表の顔は、稽古や日常生活で痛めた部位の治療です。
武術の稽古は普段使わない筋肉を駆使します。
思わぬ故障も起きます。
私の場合は稽古前や稽古の最中でも生徒さんの動きに異変があれば、すぐにわかりますから、即座に治します。
そして、裏の顔は、敵を効果的に破壊することです。
武術の稽古では、仮想敵が仲間ですし、上達のために、何度も技を繰り返さねばなりません。
そこで安全な稽古になるように工夫されています。
しかし、実戦では、瞬時に相手を動けなくする技を使います。
そのときに、人体の構造を自分の手が覚えていれば、効果的な攻撃が出来ます。
さらに施術の眼は、敵が眼前に現れた瞬間に、敵の歪みを看破する眼となります。
そして、実戦護身の場面では、歪みから派生する弱点を容赦なく攻撃します。
例えば、顎に歪みがあれば、単純に顔面突きをするのではなく、歪みが拡大するような攻撃をします。
人の体を健康にするのが、武術的な整体の表の顔。
敵の歪みを看破し、その弱点を見逃さずに、敵の体を破壊するのが、武術的な整体の裏の顔です。
活殺自在が武術的な整体です。
武術的な整体を身につけるとは「仏の手」と「鬼の手」を両方持つようなものです。
「神の手」と「悪魔の手」と言うほうが、語呂がいいのですが、いくら整体の施術が上手でも、神の手を名乗るのはおこがましいです。
また、悪魔の手では、護身で使うのに武術的なリアル合気道に、失礼ですから。笑
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