空手の形について | 天理合気道

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大変身!大開運!大発展!

空手の稽古は、大雑把に分けて「基本」「形」「組手」の3部構成でメニューを組み立てていますが、奈良道場でも3時間の内3~40分は「形」を練習していますパンチ!

空手の形を覚えても実戦の役に立たないと言う人が多いですが私もそう思います。

ただ、形の本来の意味を知った上で練習方法を工夫して実戦の役に立てることができるような達人がいないことはないとも思っています。

そんな難しいことはおいといて、形の順番を覚えることや形の中で正しい立ち方や受け方、打突蹴の方法を身につけることで子供達の身体能力を高める訓練になると思いますパー

それに上手に形を演じることができたら凄くカッコいいし、親戚の結婚式なんかで披露したら喜ばれていいやんかと・・


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アップ勉強になりました本

ピンアンの形にも多く含まれる「手刀受け」や「内受け」(=会派や道場によって「外受け」と反対に名づけられている)、それから「ピンアン三段」の「上下受け」など、○○受けと名付けられていても自由組手でほとんど相手の「突き」や「蹴り」を受けたり払ったりするために使わない技法が、実は「投げ技」であったり「関節技」であったりすることがよく解ります。

しかし、現在の形は様式美を求めてカッコ良く変えられていて、元々の琉球で伝わっていた形とは違うとは言いながらも、こじつけ的な感じも拭えません!?

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「ピンアン五段」の最後でアップ片方の腕で後方上段を受け、片方の腕で前方下段を受けているような動作がありますが、後ろの敵の上段突きを受けながら前の敵の蹴りを受けているといった同時に複数の敵を想定している何とも不自然な図解をどこかで見たことがありますが、「隠されていた空手」では一人の敵の蹴りを掬いながら下段を打ち倒すような分解になっています

私は、柔道の「肩車」か昭道館合気道の「下段当て」ではないかと思っていたことと近い説明だったので納得して喜んでましたが・・・

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アップ最近読んだ本ですが、空手の形は棒術ができないと理解できないようなことが書いてありました本

確かに前述したピンアン五段の最後なんか「棒」を持っていると考えた方が自然であるように思います。

不可解なことが多いですが、武術の探求もロマンがあって面白いですキラキラ


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上の「琉球空手ばか一代」と同じ著者が書いた本ですアップ

表紙の絵が合気柔術の「手刀(てがたな)」ではなく空手の「手刀(しゅとう)」です。

十何年か前に読みましたが、とても面白かったです本