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愛犬救命協会

~愛犬たちの救える命を救いましょう~

月1回のフィラリア駆虫薬投与
スタートの季節です。
投薬期間はお住いの地域で多少前後しますが
平均して5月~12月までとなっております。

サプリも含め、薬は何かしら肝臓に影響します。
駆虫薬のようなお薬を飲ませるときには
肝臓をいたわってあげましょう。

肝臓をいたわるハーブ
ミルクシスル、バードック(ゴボウ)、
ダンディライオン(西洋たんぽぽ)、ターメリック
などが代表的な肝臓ケアに有効なハーブです。
各ハーブには注意すべき点がありますので
愛犬には大丈夫なものなのか調べてから摂らせてください。
(例えばダンディライオンは胆嚢炎がある場合は使用禁止)

上記のハーブの中ではあまり身近ではないものの
肝臓ケアのハーブとして人気のある
ミルクシスルを例に摂らせ方をお伝えします。
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ミルクシスル
ミルクシスルの種子にはシリマリンという成分が含まれています。
シリマリンは肝細胞を保護&再生し、肝機能を改善に導く成分です。

[摂らせ方]
・投薬3日前から摂らせ、投薬の日と投薬3日後ま
   での計7日間は摂らせましょう。
・シリマリンは水に溶け出にくい成分なので、
  ティーで飲ませるよりも、そのまま(粉末にして)
  やチンキ剤を作って摂るのがお勧めです。
  粉末にしたサプリメントやチンキ剤が販売され
  ています。
  説明に書いてある量を守って摂らせましょう。

[注意]
下記の状態に与えるには注意が必要です。
摂らせないようにするのが賢明です。
摂らせたい場合は獣医師に相談ください。
・キク科アレルギー
・妊娠中
・卵巣癌などホルモン感受性疾患


↓肝臓ケアに有効なミルクシスルの種

↓ミルクシスルの種を粉末にしたサプリメント

↓チンキ


↓ミルクシスル入りのおやつも販売されています♪

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他のお勧め食材

・かぼちゃ(カロテンで強肝、肝癌に対してβカロテンよりも

 発癌抑制のあるαカロテンを多く含む)
・りんご(ペクチンが肝臓の脂肪を抑える)

・玄オートミール(肝臓や胆嚢を強くすると言われている)

・キャロット・シード(強肝作用 胆嚢と肝臓の再生を援助,黄疸)
・パセリ(βカロテンを多く含む、肝臓と胆嚢の洗浄)

・アスパラガス、春菊、はちみつ、イワシ、新じゃが、

 エンドウ、さやいんげん、青シソ、なつめ等は肝を養う食材です。