恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記：
四谷に住む作家ネコちゃん、四谷総鎮守「須賀神社」での神楽奉納を観に行きました。夏着物に花織調の西陣名古屋帯「花衣」、新緑色の帯揚げと帯締めで初夏のご近所参拝ルック。
花撮影をしながら黄昏の街を歩き、アニメ映画『君の名は。』で一躍有名になった（！）石段を登り須賀神社へ。
７時からの開宴に６時半に伺ったところ、境内のパイプ椅子席には既に客の姿。ラッキーにも前の席をゲット。後ろを振り返ると４０分頃には満席でした。
御遷座三百九十年奉祝・石見神楽奉納の最初の演目は「恵比寿」。恵比寿様が登場して舞を披露、福（ドロップ）を巻いてもらい子供も大人も大喜び。鯛を釣り上げる縁起の良い話でした。
続いて「大蛇（おろち）」。スサノオノミコトが娘（稲田姫）を大蛇に食べられそうとの老夫婦を助け、酒で大蛇を眠らせ退治する話です。煙と共に祭壇から大蛇が次から次へ、６匹も登場！
大蛇が様々な形のとぐろを巻くパフォーマンスに観衆は大喝采！スサノオノミコトが刀で大蛇の頭を次々と切り落とすと大蛇が火を噴き、思わず汗！
最後の一匹を退治し６つの首が並びめでたしめでたし。1時間余りの舞台でしたが大感激しました。
夜の帳が下りた街を神楽の余韻を抱き帰宅。
昨日は「京都きもの市場」による「日本最大級きもの展示会」（！）に参上。
呉服屋さんにはなるべくそこで買った着物や帯で伺う方針のネコちゃん、京都きもの市場で誂えた寿光織のキラキラ御召着物に友禅の染め夏帯「洋唐草」で涼やかに。
会場は昨年と同じく東京駅丸の内のKITTEビル。去年の今頃、着付けを習い始めたばかりのネコちゃんはこの展示会で着物や帯を勉強、在庫整理で格安だった（！）豪華な西陣織帯を大人買いしたのでした。
４階の展示会の入口で記念撮影。
織物意匠・鈴木の唐織帯が素晴らしかったのですがお値段が可愛くない（？）ので残念ながらパス。
前にこちらで買った和田光正氏の金彩友禅の帯も素敵な新作がたくさんありました。
着物や帯をあれこれ拝見・あれこれ思い悩みましたが、とりあえず（次回の着付け教室に持って行く）博多織の半巾帯と夏物帯締めだけゲット。
６階には屋上庭園があり、東京駅や駅前広場を見晴らせます。
６階の和食レストラン「魚匠 銀平」のランチを予約してあったので伺いました。鯛めしコース、突き出しは手作り豆腐としらすジュレサラダ。お造りも美味しかったです。
ナント、巨大な鯛の頭の煮付けが登場！食べ甲斐がありました（笑）。続いてじゅんさい蕎麦、天婦羅盛り合わせ。釜炊きの鯛めしは多過ぎて残りはお持ち帰りにしてもらいました。
デザートは蕎麦の実のアイス、初めての美味しい食感でした。あ、先日ネットで購入したMIZUHOのナプキンクリップが大活躍、着物を汚す心配なくバッチリ昼食を楽しめました。
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（by 恋愛小説作家 愛川耀）