前回の記事で、医者からもらった血圧手帳が都度変わるため、せっかく測定・記録した血圧値のデータを見返す(季節による傾向、薬の影響があったかどうかなど)のが非常にやりにくいことを書きました。この課題は、スマホやタブレットPCなど身近なデバイスを利用して記録を管理すれば良い、と気づきました。そこで、医者からもらった2つめの手帳がいっぱいになったのを機に、手元でよく使っていたAmazonのFire7タブレットを活用することを思いつきました。これはAmazonの電子書籍を読むのと、将棋ウォーズで遊ぶのに手頃なので持っていたものですが、一般的なAndroid端末のようにアプリを入れることもできるので、これで使える血圧管理アプリを使ってみることにしたのです。

血圧管理のアプリは数多くあって選ぶのが面倒でしたが、「私の血圧」というアプリだと

・リストからスクロールして選ぶ数値入力方式
・入力したデータをグラフ表示できる
・グラフ表示は朝/昼/夜など、入力した時刻によって層別できる
・週ごとの平均値、最大・最小値など分析機能がある

などが便利に思えました。以後、このアプリを使ってデータ蓄積を続けていますが、いま確認すると、すでにAmazonの kindleアプリとしては非公開となってしまい、端末を交換したいときにデータを引き継ぐのは難しそうです。

血圧データの記録アプリは数多くありますが、データの継続的な蓄積のためには、アプリ間で標準的なデータ形式を流通できないと継続するのは難しそうです。CSVファイルにしてクラウド保存すれば表計算ソフトには取り込めるのでしょうが、アプリで簡単に引き継ぐのは難しそうな気がして億劫です。良い方法がないものか? と思います。