「何が似合うかは自分で決めたい」
パーソナルカラーリスト 大森アイカです。
今日は、運営しているパーソナルカラーリスト向けのオンラインサロンで実際に出た質問について
解説していきます。
パーソナルカラーリスト目線でのお話になります^^
パーソナルカラーオータム(イエベ秋)の結果にしたけれど、しっくりこない
・肌、髪、目の質感のどれかがマットで、暗くしっとり落ち着いた雰囲気がある(髪だけ、目だけはツヤという場合もある)
・ドレープではブルーベースの色はお顔の血色が引かれて
顔色が悪く見えてしまう。
・イエローベースのスプリングとオータムの色を比べると鮮やかなスプリングの色は、お顔が負けて見える。
上のことを踏まえると、お客様は
イエローベースでオータム。
ということになります。
そして、似合うはずのオータムのドレープをお客様の顔の下に並べると…
テストドレープや理論では似合うはずなのに
ドンピシャに似合って見えない事があります。
オータムなはずなのにオータム色がしっくりこない理由
オータムなはずなのにオータムのドレープがしっくりこないのは、
そもそも、既存のドレープやカラー見本にある色に偏りがあるから。
理論的にはオータムでも、見本のドレープがぴったりハマる色ではないことが実は多いと私は感じています。
オータムの得意な色の範囲ってとても広いんです。
考えられる色んなケースのオータム(基本+3つ)
ざっくりとまとめてみました。
まずは
■一般的なオータム
・黄みが強く
・中明度
・中彩度
「こっくり」という言葉が合う紅葉の色のような深みのある色です。
私がパーソナルカラー講師として、
オンラインサロンオーナーとして見てきた中でざっくり分けると、
こんなケースの方がいらっしゃいました。
ケース1.
■彩度高めオータム
・黄みが強いor黄み強くない
・中明度〜低明度
・高彩度(ビビッド、ストロング、ディープ)
細かく分けると、鮮やかなオレンジが得意な黄み得意オータムさんと
朱赤のような赤オレンジはいけるけど黄みが強いオレンジが苦手なオータムさんに分かれます。
セカンドがスプリングだと黄みが強く鮮やか、
セカンドがウィンターだと黄みは得意ではなく鮮やか(オータムだけど黒が似合うのはこのタイプ)。
ケース2.
■彩度低くやや暗いオータム
・黄みが強いor黄み強くない
・中明度〜低明度
・中彩度〜低彩度(ダル、グレイッシュ、ソフト)
彩度が低いのでとにかく穏やかで落ち着いた印象のする色が得意。
セカンドで説明するのが難しいタイプです。
無理にセカンドつけなくていいですが、もしつけるなら暗い濁色が得意なサマー。
暗い濁色が得意なサマーって日本人では希少価値。あまりいません。
ケース3.
■暗すぎず、鮮やかすぎず、難しいケース
・黄み強くない
・中明度
・中彩度〜低彩度(ソフト、ライトグレイッシュ)
黄みが強すぎるとダメなのでオレンジもマスタードもオークル系のベージュも得意ではなく、
理論的にはオータムになるけれど、
オータムのドレープが全く似合って見えないタイプ。
16タイプだとミューテッドオータムになりますが、
ミューテッドオータムの色見本は暗くて合わないという方もいらっしゃいます。
そんな方はここに載せた色が得意です。
オータムのドレープが似合って見えないので
質感的にはオータムでも、単色ドレープだとサマーの主張のない色が似合って見え、
4シーズンだとサマー判定になることがあります。
でも、診断結果をサマーにしてしまうと血色を引きすぎる色が多くて、顔が青白く寂しく見えます。
「え!?そんな難しい人世の中にいるの?」
と思うかもですが
人の数ほど似合うパターンがあります。
似合う色のパーソナルカラーは、
分かりやすように様々なタイプ分けが
あります。
ですが、中にはイレギュラーで当てはまらない人もいます。
イレギュラーな方の見極めはどうしたらいいのか、
似合う色の提案はどうすれば納得してもらえるのか。
そんな事を、オンラインサロンとカラーリスト養成講座ではお伝えしています。
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