初冬のビューティーブック ハンティング Part 2 | 「愛人♡美容 」〜愛と美と官能の美肌づくり〜

「愛人♡美容 」〜愛と美と官能の美肌づくり〜

ニューヨーク州認定エステティシャン。スキンケア・スペシャリスト。「人類総愛人化」を企てるフェミニスト美容家の、秘密のアンチエイジング美容論。

ビューティーブック ハンティング Part 2

Part 1からの続きです!

初冬のビューティーブック ハンティング Part 1

{9E3A285E-9367-4682-AAFE-FA581B46AD75}
美容家、メイ牛山さんの生涯を綴った

「女が美しい国は戦争をしない」

タイトルが素晴らしいですね!

化粧品もなく、

お風呂にもまともに入れず、

モンペを着たきり。。。

戦時中の女性のお話を聞くたびに

あってはならないことだと
痛感させられますよ。

女性の美は
平和あってこそのものなのです!

{F5D9EE87-AFD6-4EC7-B210-B6C87595BB92}


入江たか子、山田五十鈴、田中絹代、原節子、高峰三枝子、高峰秀子、京マチ子、美空ひばり、淡島千景、若尾文子、山本富士子、浅丘ルリ子、吉永小百合

時代のアイコンと言われるような、

「国民的スター女優」

今の時代にはいないですね。

出てきただけで、

パッとその場が
華やかになるような大女優。

憧れてしまいますよ!

それにしても
表紙の京マチ子さん、素敵です!

{BAC8A61B-73DC-4137-A124-81185D45DC0F}


このお写真は

「赤線地帯」という映画の
ワンカットだったのですね!

フルムービーが
YouTubeで見れてしまうって、すごい!

{9DB90E39-61CE-4338-8EB1-DAEC3AE17CA1}


「愛のかたち」は

女優、岸恵子さん作大河恋愛ロマン。

『愛のかたち』―「愛しているんだ。ただ今は、この愛に埋没したくない」化粧品会社のパリ駐在員、渚詩子は、フランスの監獄から少年を脱獄させたいという奇妙な弁護士、ダニエルと知り合う。この出逢いをきっかけに、恋愛に疎かった詩子は愛の不思議に身をゆだねる。『南の島から来た男』―「わたしは楽園向きの女ではないと思う」新聞社のパリ支社で働く藤堂華子は、モーリシャス島出身で一文無しの青年ドムと、パリの屋根裏部屋で暮らすようになる。しかし、ドムにはある秘密があった。華子は愛とジャーナリストの矜持の間で揺れる。

なんだか、とても
ベタな恋愛小説という感じ?

ちょっと
時代遅れな気もするのですが。。。

プラヴェートセスナでの飛行、イスラエルやイランなどの紛争地取材、フランスの上流社会の社交のやりとり……。岸惠恵子さんの豊かな人生経験なくして生まれえなかった豊穣な愛の物語集。読むと人生が輝き出す岸さんの人生讃歌です。

マダムウケしそうな内容です!

{C9B9A198-4A31-407E-9634-425585D0E876}
フランス、エレガンスといえば、
やはりCHANEL。

ココ・シャネルの名言集は

今までにも沢山
出版されていますが、

それだけ
人気があるということなのでしょうね。

「香水で仕上げをしない女に未来はない」「醜さは許せるけどだらしなさは許せない」シャネルの言葉にある「自分」を貫く美しさとは。


今回は「美しさ」に
ターゲットを絞った内容のようです。

文庫なので、

携帯に便利で、

好きな時に広げて
好きな世界に没頭できるのも

本書のいいところです!
{50AC16A6-12A1-4857-AC12-684F2331BC6D}

無邪気でセクシーな20世紀の大スター、マリリン・モンロー。「世界の恋人」と謳われた彼女は、ただの可愛い人形ではなく、誰からも認められる「人間」になりたいと願っていた―。本書では、モンローが残した60の言葉から、世界を魅了することを誰よりも真剣にめざした彼女の新たな側面を描き出す。女として、人として愛されるために努力する大切さを教えてくれる1冊。

同じくこちらも文庫本。

おバカなイメージがある
マリリン・モンローですが、

実際はとても勉強家・努力家で、

自分の魅力を磨くことに真剣でした。

マリリンのメイクは、

アラン・スナイダーという
メイクアップ・アーティストと共に

研究に研究を積み重ねた結果、
出来上がったものだそうです。

詳しくはこちら↓でどうぞ。

「マリリン・モンロー 最後の年」


こちら↓は
マリリンが実際に使っていたコスメたちです。

今でも、オークションなどで
取引されており、

LAのハリウッド・ミュージアムには、

マリリンのコスメの展示があるようです!

{8AA878B0-2F05-4980-BFA5-D047CF551AA2}

レブロンのレッドリップ、
ヘレナのブラウンマスカラ、
アーノラズロのルースパウダー、
マックスファクターのファンデーション、
そしてもちろんCHANEL No.5。

どれも、
今でも販売されているものですね!

{ACF30551-4DFC-4F7A-A309-D0B30668423E}


「赤い口紅があればいい」に続く

元ピチカート・ファイブのヴォーカル
野宮真貴さんの美容エッセイです。

野宮真貴さんは1960年生まれなので、
今年で57歳になるはずですが

エイジレスな美しさを
保ってらっしゃいますよね。

20台と見まごうような
愛され系ファッションに
巻き髪の奥様系美魔女ではなく、

モード系で、エッジイな
アーティスト系美魔女の
あり方を示してくれる、

貴重な書だと思います。


この、ジェーン・スーさんとの
ビューティー対談、

とっても面白かったです!

スー:ロジックなんですね。野宮さんの本も、雰囲気美人になるためのロジカルな方法であって、「毎朝、おひさまにあいさつをして、お水を飲みましょう」みたいな雰囲気の話はしていないのが最高でした。

野宮:そういう人たちって、白湯を飲むんでしょ?

スー:白湯はありがちですねぇ(笑)。

野宮:私、白湯って世の中でいちばん嫌いな飲み物なの。つまらなくない?

さすが!

いいことおっしゃいますね、野宮真貴さん!

わたくしも、

美容健康のためならば、と

自分を殺してでも
お白湯に走ってしまいそうに
なることがあります(笑)

ですが、毒気のない、
無個性な方法論では

スタイリッシュな美しさを
確立することは不可能なのです!

無害で、誰からも批判されない

お白湯のような女にだけは
なりたくないものです。

(Part 3に続く)