◇今日の問い◇
「宗教の起源って何だったと思いますか?」
顕著な例の1つが「死者の埋葬」です。
いくつかの本によれば、13万年前から人類(ネアンデルタール人)が死者の弔いをしていたそうです。
つまり、死者が宗教の始まりなのです。
人類が死を認識し、死後の世界を構想することで、人間を超えた絶対的で超越的な存在を想定するようになっていったからです。
宗教学者ミルチャ・エリアーデは「ホモ・レリギオス」(homo religiosus)という言葉を残しました。
これは宗教という営みこそが人間を人間たらしめているという意味です。
宗教は祈るだけでの存在ではありません。
神の住まいである神殿や死せる魂が眠る墓は、智慧や技術、経済力を必要とし、文明を発展させる活力の1つを担ってきました。
まさに、人間を人間としてたらしめているのは宗教である。
素晴らしい言葉です。
出典
「哲学と宗教全史」 出口治明
「知っておきたい、世界の宗教」pen books
