クレーム対応の専門家だからできる心理カウンセリングがあるんです。


クレーム心理カウンセラーの藍色シアンです。

クレーマーマインドということについて
書いています。

このマインドは、クレーマーという存在の意味を、
自分の心のなかで「創造」してしまっている。

そのことを伝えたくて書いています。

クレーマーという存在が「悪」だ。
そう考えるのが一般的でしょうね。

でも、そのクレーマーを「怖い」と捉えている
それは何がそう捉えていて、
何が、そう判断させているのかな?

そんな疑問が出発点でもあるんです。

さて、前回はクレーマーをどうして恐れるのか
それについて書きました。

前回は「恐れ」につながる「負い目」について
でしたが、他にもいろいろあるかもしれませんね。

そして、今回は「クレーマーな自分」です。

結論から言えば、誰しも多かれ少なかれ、
「クレーマーな素質」を持っていると思います。

そして、その「クレーマーな自分」は、
その方向性で、二つになりますね。

一つは、自分に向かう「クレーマーな自分」
もう一つは、外に向かう「クレーマーな自分」

でも、根っこは同じかなと思います。

そして意外と気づいていなのが、
自分にとって一番厳しいクレーマーは「自分」
ということです。

いつも疲れてませんか?
いつも焦ってませんか?
いつも何か足りないと思っていませんか?
仕事は頑張らねばと思ってませんか?
家の中はいつも綺麗にと思ってませんか?
元気じゃないといけないと思ってませんか?
礼儀正しくないとと思ってませんか?
泣いてはいけないと思ってませんか?


つまり、こう「あらねば」と思ってませんか?

そして、そうなっていない自分に対して
クレームを言い続けてはいませんか。

「クレーマーな自分」が、
恐れと共に、そう言ってませんか。

こうあらねば、失敗して皆から嫌われ、
不幸になり、誰からも相手にしても得ない。
寂しい一生になるぞ!

だから「こうあらねばならない」っていう、
心の「クレーム」が聞こえてきませんか?

クレームという切り口で、
自分が自分に言ってる「文句」を捉えてみると、
意外と分かりやすいかもしれませんね。

さてさて、この厄介な(^^)クレーマーが
どうして生まれたのでしょう。

多くの場合は、小さいころの経験、
親や学校の先生、友達、そんな近い関係の
人たちから、与えらた「価値観」から、
生まれてしまっているのかもしれないですね。

カウンセリングをしているとわかりますが、
そのクレーマーな自分というのは時として、
親の格好をしていたり、先生の格好をしていたり。
つまり、自分ではないと思っていること多いです。

クレームを言っていた人は、確かに他にいました。
でも「今」クレームを言っている、本当の人はだれ?

ずずっと深く見てみると、それは。

「あなた」です。

自分に対するクレーマーな自分を知る上で、
自分が自分に言っている「文句」を、
紙に書き出してみるっていいですよ(^^)。

書きだしたものを、口に出して読んでみて、
そして、その文句の強さも感じてみる。

思った以上に「きつく」
自分に言っているかもしれないですね。

そして、もう一つ怖いのは
この「クレーマーな自分」には容赦がない、
ということです。

どんなに疲れていても、
どんなに悲しくても、
どんなに嫌だと思っていても、
どんなにつらいと思っていても、

容赦のない「影のようなクレーマー」
これが「クレーマーな自分」かもしれません。

それに気づくこと、大切ですよ(^^)!


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