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○●ガネーシャの栖〜ヨガとバンスリと〜●○

お絵描きはちょっと休憩中。
ヨガにぞっこんな毎日。
バンスリを吹いたりして時間を過ごしています。


哲学分野は別ブロクに引っ越しします。
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ガネーシャ祭の今日はクラスが中止になったのですが、

しばらくグルジに会えなそうだったのでグルクルに行ってきました。

最近は来客が多かったので、グルジとゆっくり話すのは久しぶりでした。

色々話せて良かったです。

どうしても、人が多いと話せない話もあるので、やはりクラス以外でも頻繁に顔を出せた方が良い。



さて、同じインドでも、だいぶ離れた北インドでインド音楽を学ぶ人と師弟関係について話しました。

先生との関係にずっと悩んでいて、ついに口を出してしまって…。

彼女の先生に対する真髄さには頭が上がりません。

だけど、外国人の生徒に対して、やはり少し舐めてしまうインドの先生の気持ちが分からないわけでもないんです。

ほとんどの外国人は数年だけ勉強して離れて独立したり、簡単に先生を変えたり。

一生付いて行くインドの濃い師弟関係と対等に扱って貰えないのも全く分からないわけではない。


だけど、外国人がインドで学ぶ過酷さも、充分分かります。

飛び抜けて優遇されて来た私でさえ、師弟関係作りは何度も悩みました。

先生との関係性に悩む彼女が、どの様な選択をするにしろ、それ程深く望んでいるのならば、良い学びの環境がいつか得られることを祈るばかりです。


ただ、嬉しいな。
それだけ深くインド古典を求めている人がいるのって。



学問と富の神さまガネーシャ。

ムンバイのあるマハラシュトラ州では1番愛されている神様です。

ガネーシャの誕生日、この時期は1年で1番華やかにお祝いします。



ガネーシャを家に招いたメインの日はグルクルの家族と過ごしましたが、

週末はお世話になっているパカワジ奏者様のお宅で、

昨日は、ボリウッド音楽の作曲家と歌手のご夫妻のお招きで、ガネーシャ祭最終日前のディナーパーティーに呼んで頂きました。

(それ以外でも今年は沢山のガネーシャにお祈りに行けました。)


ムンバイに来てから、本当に沢山の方に愛されて、守られています。

昔からガネーシャに繋がりを感じて信じて来たので、そのガネーシャに守られたムンバイは合っているのかもしれません。


ムンバイに来てから、より濃く芸能の世界に住む人達とお付き合いさせて頂くようになりました。

競争ばかりの音楽界ですが、最後には人との繋がりが何より大切だと感じています。

ムンバイに来てから、特にそれを学ばせて頂いています。


時折グループクラスでは、どうしても競争のように周りと比べてテクニックに走ってしまいますが。

音楽は競争じゃないと何度も思い出させてくれるのは、やっぱりサポートしてくれる人達です。



さて、周りが助けてくれるから、それに応えるためにも人一倍上手くなりたい。
だけど、周りとの競争にしたくない。

そのバランスが難しい。


学問の神様ガネーシャに、今年もたくさん助けてもらえるように努力します。



マハラシュトラ州で最も愛されている神様、
ガネーシャの誕生(降臨)祭でした。


私はお呼ばれだけですが、

何週間も前から、ガネーシャへのお供え物を考えて、けっこうな騒ぎ。

結局、ステンレスのお皿に、リンゴとオレンジとバナナとゆう、最もシンプルな組み合わせ。

外来産の果物はダメとか、ファンシーな果物はダメとか、色々ルールがあって、誰が見ても間違ってない、絶対にガネーシャさんが好きな果物だけにしました。


さて、ラケシュ家で行われたお祝いですが、
グルジも含めてチャウラシア一家が大集合でした。


私は遅れて来ましたが、既にディナーを食べた生徒たちのほとんどが帰った後。 

少しすると、家族と、仲のいいご近所さん達だけが残り、やっとアットホームな穏やかさが戻りました。



家族写真を撮ろう!
となって、シャッターを押していると、何人かが声をかけてくれて、撮られる側に。

1年半かけて、少しづつ知り合った家族のメンバー。

ムンバイの人達は、第一印象がとても冷たくて(東京みたい)孤独ばかり感じていましたが、

いつの間にか、これだけの人達に囲まれて生活するようになっていました。


人生、自分が何を所有するかじゃなくて、誰と一緒にいれるか。
それだけが大切な気がします。

この瞬間、歴史の深い家族の一部でいられる。

これからも、この人達といれますように。

その為だけに、一生懸命生きられるきがします。

こんな時間を与えてくれた、私達の最も愛するガネーシャ。