洞窟での瞑想を終えて、仏教寺院に行きました。
朝のプージャです。
子供の僧侶達がマントラを唱えます。
40人くらいはいたと思います。
眠たそうだったり、静かに座っていられずにモジモジ動いていたり。
そりゃ、そうだよね。
僧侶とは言え、こんな子供の時から毎日お経を長々と唱えるなんて、暇で仕方ないだろうに。
私でも毎日は飽きるかも。
マイクで指揮をとっている幼い子のお経が、なんとも頼りなくて可愛い。
大人の偉い僧侶達は、少し離れた村で行われている大きな祭事に出席していたので、大人の僧侶は2人しかいませんでした。
途中でパウリーナも入ってきて、私とは反対側の壁際に座りました。
プジャの中盤で、チャイが配られ始めました。
次にナン的なもの。ナン的なものにイチゴジャムを乗せて配っていました。
しばらくすると、大人の僧侶が1人の子供に指示して、私も同じものが頂けました。
普段は外からの参加者はいないので、どうしていいのか分からなかったよう。1度下げてしまったものも、また運んでくれました。
チャイも美味しく、ジャムの塗られたナン的なものも。余所者の私にまで平等に分け与えられた食べ物に心から感謝して頂きました。
食べ終わった頃からマントラ再開。
同じようなマントラが唱えられ、いくつかの儀式が行われて終わりました。一気に帰ってゆく子供の僧侶たち。
美しい仏像や絵画をもう一度拝見して、私もお寺を後にしました。
ここに住んでいる子供の僧侶たち。
どうしてここに来たのか。
親が僧侶とか。
貧しくて生活出来ない子供達を集めたのか。
自主的に来たのか。
想像は色々出来ます。
聞けばすぐに分かったのでしょうが、何故か聞けませんでした。