6月16日。久しぶりに日付けを確認しました。
予定ではとっくに目的地カザに着いている日です。
朝、また森の中でバンスリの練習をしました。
何故か日課のの基礎練習する元気が無くて。
周りに生えていた身体を暖めるハーブを食べてから、ラーガ・ドゥルガーのアラープ(即興演奏)を練習しました。
規則が沢山ある中で、全て自分で作り上げなくちゃいけないアラープは、何をどおして良いのかチンプンカンプンなのですが。
何故か今日はスラスラとメロディが出てくる。ルールも気にならず、多分ほとんどミスしていないです。
気分が良くて録音してみたのですが。
小川の流れる音と、鳥のさえずりを伴奏に、ドゥルガのムードが表現出来たと。自画自賛。
試しにドゥンガ以外のラーガも試してみましたが駄目でした。
ヒンドゥー教の女神、ドゥンガが助けてくれたのかもしれません。
荷物をまとめたら、2日ぶりにレコンピールへ帰ってきました。道路が開通したのか、別の町のように人が溢れていてうるさいです。
前回と同じゲストハウス、前回より広い部屋を選びました。500と言われたけど。
「この間は400ルピーだった。」
と言い張って、言い値で決まりました。100ルピーくらいすぐに値切れるなら、いつも挑戦してみようかな。100ルピーあれば豪華な食事が食べれます。
管理地区へ入るための許可証を申請しにオフィスへ行きました。
ホリデー明けだったので朝から大忙しだったらしく。ちょうど私たちが着いた頃に空いて、ランチ休憩でした。急がないので、混雑に巻き込まれなくてある意味ラッキーでした。
政府系の人は高圧的な態度の人が多いのですが、ここのオフィスはツーリストオフィスが請け負っているみたいで、商売相手は常に外国人だからか、素晴らしい対応です。リシケシやデリーでもお目にかかれない。明るく、親切な対応。それだけで嬉しい。
インドにいると、周りに合わせてついつい無愛想になりがちですが、日本人らしい朗らかな態度を心がけようと思わされました。