お会いした事は無いのですが、バンスリを勉強し始めた頃から常に何かしら関わり続けている存在です。彼の影響力はすごいです。
今のグルジに会うまでは、いつかハリジがグルジになると思っていました。
今はグルジを変える気は全くありませんが。
一昨日は、そんなハリジの誕生日でした。
グルジもとても深い関わりが有るのですが、お祝いに行けるような距離でも無いし。関係ないかな?って感じでした。
その日は何となく、朝から家族みんなが言い争いモード?
私からしたら、ヒンドゥー語の会話はいつも怒っているように聞こえてしまうのです。
(愛知県に初めて来た時も、方言でいつも怒られている気がしましたが…。)
本当の言い争いと、日常会話の区別がつかない私は、とりあえず子供をダシにリビングから隣の部屋に避難。
しばらくして、息子さんがやって来て、分かったこと。
「誕生日だから、今までグルジ(ハリジ)と電話してたよ。」
うそ!? そんな穏やかそうな会話、聞こえてこなかったけど!? ハリジとグルジが喧嘩するワケは無いし。(当たり前)
やっぱり、ヒンドゥー語は、ヒンドゥー語ってだけで全て怒って聞こえてしまうようです(。-_-。) ハリジとの会話に参加したかった(笑)
バンスリの芸術性をここまで広げて下さったハリジに心の中で感謝と、お誕生日のお祝いを唱えました。
私は数日前からボパリとゆう最も基本的なラーガに戻っています。 簡単なスケールだからこそ、その中で美しさとバリエーションを生み出すのが難しくて四苦八苦しています。
一昨日、新しい楽譜を練習しておくように宿題が出されていました。
今日のクラスで始めてグルジと演奏しましたが、すっごく素敵。かなり好み。私のイメージする、バンスリの曲って感じ(笑)
クラスの最後にグルジが教えてくれました。
「これはHarprasad Chaurasiaの曲だよ。」
わーお!
絶対に偶然だけど、ハリジの誕生日にハリジの曲をくれたんだ。
すっごく粋だなぁ!
きっと偶然だけど。
今、2曲同時進行しています。
もう片方は、通常バンスリでは演奏しない超スローテンポのボーカル曲です。これはグルジ独特の演奏。超難解で頭が痛い。
グルジとハリジの、それぞれの個性を同時に学べてる気がしてワクワク。
ハリジやグルジが創り上げた今のバンスリ界。
すごく深くて美しい世界。
もっともっと知りたい、入り込みたい。夢中です!