住み込み弟子生活で知ったインド | ○●ガネーシャの栖〜ヨガとバンスリと〜●○

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お絵描きはちょっと休憩中。
ヨガにぞっこんな毎日。
バンスリを吹いたりして時間を過ごしています。


哲学分野は別ブロクに引っ越しします。
http://blog.livedoor.jp/yukamangalam/

バンスリ界の巨匠の元で、住み込みで教わっています。インドの修行がどうゆうものなのか、初めて思い知らされる厳しい修行をしています。


そんな中、インドの家庭に滞在する事で初めて知る文化の違いも多々あります。

まず食事。我が家のご飯、最高!!
ママジの作る食事は、マサラも油も少なくて、食材にもこだわった素晴らしい健康食で本当に毎回楽しみ。

まずは朝の8時半頃にティータイムがあります。チャイとビスケット、インド菓子など。

その後、朝食。みんなはポリージ(甘いお粥)を食べたりしてますが、私は2度も朝食を食べたくないのでパス。

お昼ご飯は、ダル(豆スープ)とチャパティ、サラダ、カード(ヨーグルト)が主流だったりしますが、前日の残り物なんかもあって、かなり豪華。お皿に自分が食べたいだけ自分で取るのが基本。

夕食はカレーが3種類くらいに、サラダに、チャパティ、ライター(ヨーグルトに天かす見たいのが入ってる)。日によってプラオ(炊き込み御飯)が出たりします。

お腹が空いた時がティータイム。基本的に、食べたい時に食べて良いと言われていますが、食事が美味しいので間食はあまりしてません。


さて、インドらしいのが、食事の食べ方です。

まずは家主のグルジが食べます。誰かに指示して持ってきてもらう感じ。グルジとほぼ同時に、お客様の私が食べます。実際は、私が食べ始めるそぶりを見せないと、食事が始まりません。でも、グルジよりも早く食べたくないので、ゆっくり準備してるうちに誰かがグルジの食事を用意して、グルジが食べ始めたら食べてます。とても居心地が悪い。その後、息子さんも食べ始めます。

グルジ、息子さん、私が食べている間、ママジは忙しくチャパティを焼いていたり、焼き上がったチャパティや他の料理のお代わりを運んできてくれます。
少しするとお孫さんも食べ始めます。私たちのいるリビングで食べたり、キッチンで食べたり。 お嫁さんはいつ食べているのかよく分からない…。

私たちが全員食べ終わった頃に、ママジも自分の分の食事を用意して食べます。

いつもママジに申し訳ないけど、これが文化です。

リビングでお茶を飲んでいても、次から次にお菓子が運ばれてきます。
食べる量が少ないと、「今日の食事、お口に合わなかったかしら?」と何度も心配して聞かれます。
本当に至れり尽くせりです。


ところで、食事が終わったらシンクに使い終わったお皿を持って行きますが、洗わない!!
以前、お嫁さんに洗っていいか聞いたら止められました。

お手伝いさんが来て洗うので、私たちは洗わなくて良いと。
皿洗いや部屋の掃除は毎日女の子が来てくれます。

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じゃあ、ママジは何をやっているかと言うと…。
食事を作る以外の時間は、テレビを見るか寝てるか(笑) 基本的に女性は家から出ない文化。
「だからインドの女性は既婚後太るんだよ!」
とお嫁さんに言われて納得。

この話は、なかなか考え深いのでまた次回書きます。