豊川稲荷 点心@豊川市 豊川町 | チンタラ管理職の献立表

チンタラ管理職の献立表

当ブログはグルメブログではございません。

チンタラ管理職が独断と偏見で綴る食の覚書です。

おいしいと感じる味覚は十人十色…。

例えマズいお店だったとしても、接客がアレ
なお店だったとしても責任は負いかねます。

【チンタラ管理職の献立表 其の200】


皆様のお陰で200軒目のご紹介となり

ました、ありがとうございます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

さてと、今回はお食事をいただくのが

メインではございません。


と言いますと、このブログは献立表と

いうタイトルなのに何事かということ

になりかねないのですが…。


まぁ、しばらくお付き合い下さい。



日本三大稲荷と俗に言われますものは

諸説ありますが、豊川稲荷、伏見稲荷

そして海津市の御千代保稲荷という説

がこの辺りでは多いようです。



私が運転手だった頃には、毎月増収を

祈願するため御千代保稲荷に参拝して

おりましたが、管理職となってからは

足が遠のきまして久しく参拝しており

ませんでした。



管理職になりましてからは、増収より

毎日の勤務が平穏無事に終わるように

どちらかと言いますと厄除祈願の方が

合っているような気がしまして、他に

参拝する所はないかと探しておりまし

たら、豊川稲荷でご祈祷を受けますと

厄除祈願にも商売繁盛にも良いようで

さらにご祈祷を済ませてから精進料理

までいただけますので、御千代保稲荷

に変わり豊川稲荷までご祈祷を受けに

行くことにしております。



少々お値段も張りますが、今後数年間

私と家人の厄除祈願も必要になります

ので、これからは豊川稲荷にご祈祷に

伺うことにしました。


ご祈祷の際に¥4000以上を納めますと

お札の他に、ご祈祷の後に精進料理を

いただいて帰ることができます。



この精進料理のことを、豊川稲荷では

点心と呼んでいるそうですが、中華の

アレではなく間違いなく和食です。



普段は、ご祈祷の受付に¥5000を納め

木札を頂いてくるのですが、この時期

限定で名鉄からおトクなきっぷが発売

されておりまして、今回はそのきっぷ

を使って行ってきました。


photo:01



このきっぷは名鉄の1日フリーきっぷ

と豊川稲荷のご祈祷料、寺宝館の入場

料がセットで¥5000で発売されており

ました。



普段のご祈祷料分で往復の交通費まで

セットになっており、このきっぷだと

普段のご祈祷と何か違うのかなと考え

ながら少し楽しみに豊川稲荷まで電車

に揺られて向かいます。

photo:02



日曜日のお昼前とあって電車はあまり

混まず、のどかな風景を見ながら豊川

稲荷駅まで無事に到着したのですが…


参道は人、人、人だらけでありまして

歩くのも困難なほどの人だかりでした。


ですが、豊川稲荷の境内に入りますと

人もあまりおらず、静かでした。


昨年、B1の会場になったこともあり、

ご当地グルメのいなり寿司目当ての方

が多かったのでしょうかね。


photo:03



境内に入って右手にあるご祈祷受付の

建物に向かうのですが、普段の入口と

少し離れた場所に名鉄のフリーきっぷ

専用の入口が設けられていました。

photo:04



入口を入りますとすぐに下駄箱があり

きっぷに付いていたご祈祷券を渡すと

お札の引換所でご祈祷の申込を済ませ

向い側にあります玄関に一番近い控室

へと通されました。


普段は少し奥の部屋に通されますので

ここはフリーきっぷ専用の控室みたい

ですね。

photo:05



襖に近い毛氈に案内され、お茶を飲み

ながら名前を呼ばれるのを待ちます。


普段なら、暖かいお茶がやかんの中に

入っているのですが、たまたまなのか

この日のお茶はかなりぬるかったです。



普段は係りの方がお迎えに来られるの

ですが、ご祈祷が混んでいるのか放送

で呼ばれまして、本殿へと向かいます。

photo:06



控室から本殿までは長ぁ~い渡り廊下

でつながっておりまして延々と歩いて

本殿に向かいます。


本殿に入りますと、まぁ大混雑ガーン


こんなにいるのかと思いましたら、前

のご祈祷の途中だったようで、すぐに

出て行かれて私の回には半分以下まで

減りました。


どうやら団体のツアーで来られた方々

みたいでした。



大勢の僧侶さんにお経を唱えてもらい

ご祈祷が終わりますと、元いた控室に

戻るよう指示されました。


控室に戻りますと、先ほど座っていた

ところより奥の毛氈にお膳が用意され

ておりました。

photo:07




お膳の上にはお食事と一緒にお守りが

置かれておりました。


普段は帰る前に木札をいただいてから

帰るのですが、どうやらこれがお値段

の差のようですね。



お膳の前に座りますと、お給仕の方が

お茶と味噌汁を入れてくださいます。


さてと、いただきましょう。

photo:08



京都の尼寺でいただくような、豪華な

お料理ではありませんが、質素なもの

ではなく、ご飯も思った以上に多めで

充分お腹にも溜まる量でした。


野菜の天ぷらや飛竜頭、煮物になます

もずくなど品数も多く、いただくのが

とても楽しみになります。

photo:09



野菜の天ぷらは人参や牛蒡がメインの

ようで、小さな塩の袋が付いています。


控えめに塩を振っていただきますと、

野菜の甘みがとても強く、おいしく

いただきました。


飛竜頭は、思ったよりも甘く炊かれて

おり、味も奥まで染みていました。


他のものも思っていたほど薄味でなく

精進料理というより、田舎のお婆さん

の家にお食事をいただきに来たような

そんなお味でありました。

photo:10



味噌汁は、桶のような入れ物に入って

おりまして、自由におかわりをしても

いいそうでして素朴なお味の味噌汁を

3杯もいただいてしまいました。


お給仕のお姉さんとも雑談をしながら

楽しくいただきまして、身も心も満足

して帰ることができました。


名鉄のきっぷと普段との差は、通され

た控室の位置とお札がお守りに変わる

くらいでして、お食事の量や品数など

は変わることはありませんでした。


しかしながら、通される部屋やお札の

質などを考えますと、これからは普通

にご祈祷に行った方がいいなと思った

私 すーでらでありました。



ごちそうさまでした。



豊川稲荷のHPと紹介しているサイトです。

豊川稲荷精進料理 / 豊川稲荷駅豊川駅稲荷口駅

昼総合点★★★★ 4.0



豊川市豊川町1

0533-85-2030


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