今から50年近く前、九州 小倉からある
男が名古屋にやって来ました。
彼は、妻と営んでいた小さな店の人気
メニューであった鶏の唐揚げにタレを
つけるという発想から全国を飛び回り
秘伝のタレを作り出しました。
これが手羽先唐揚げのベースとなった
鶏肉の半身を揚げて秘伝のタレで焼く
「ターザン焼き」誕生の時です。
それからしばらく…。
ある日、仕入先で見かけた大量の手羽先
に目を付け唐揚げにし秘伝のタレを付け
売り出したところ、予想以上に売れ行き
ナンバーワンのメニューとなったのが、
手羽先唐揚げであり、そのお店が風来坊
だったのです。
若宮大通を笹島から矢場町に向かう途中
にある若宮八幡の裏手にあります。
風来坊 若宮店さんにやって来ました。
この日は、読者のみきとくさんが名古屋
にお越しになられており、ご一緒させて
いただきました。
伺いましたのは開店から間もない17時
過ぎでして、私たちが一番乗りだった
ようです。
こちらの若宮店さんは、風来坊グループ
の中でも比較的キレイで混み合うことが
あまりなく、落ち着いて手羽先を心行く
まで堪能できるお店かと思います。
席に通されますと、飲み物の注文と一緒
に手羽先唐揚げの注文を聞かれます。
頼まない人はほとんどいないでしょう
し、時間も少々かかりますのでここで
手羽先を頼んでおきましょう。
お通しは茹で落花生、なんとなく食べ
ないほうがいいようなオーラが出てた
ような気がしたので、手は付けません
でした。
手羽先唐揚げ ¥450
(写真は3人前)
まずは、看板メニューの手羽先唐揚げを
いただきましょう。
会長が作った秘伝のタレが塗られた元祖
手羽先唐揚げであります。
もう一つの有名店のやたらと胡椒辛い
手羽先はビールにはよく合いますが、
こちらの手羽先は焼酎や日本酒によく
合うのではないかと思います。
手羽先の食べ方がテーブルに置かれて
いますので、流儀にならっていただく
としましょう。
私の食べ方はD。
揚げたてならお肉も骨に残りません。
私は関節の端もいただきます。
コリコリしていておいしいです。
風来坊の手羽先はピリピリ辛くなく、
秘伝のタレの甘みもあって、手羽先を
食べる手も進みます。
食べる手以上にお酒も進むことと。
名古屋コーチン料理もあります。
コーチンの玉子焼をお願いしました。
なんでも普通の玉子焼とは違うと言う
ことで楽しみに待っておりますと…。
コーチン玉子焼き ¥500
え…玉子焼きじゃない…
鉄板の乗って出てきたそれは、表面は
プルンプルンで上にはレンゲが置かれ
まるで、茶碗蒸しのようなお姿をして
おりました。
ポン酢が添えられており、玉子焼を鉄板
からすくいポン酢をかけていただきます。
お口に入れますともぅフワフワプルプル
お出汁の香りとお味が口の中いっぱいに
広がります。
いやぁ~、これは素晴らしいアイディア
ではありませんか。
手羽先以外の食べ物もなかなかいいお味
でして、コーチンの肉団子やどじょうの
唐揚げ、海ぶどうなどもいただきました。
2時間ほど経ちまして次のお店に行く
ことにし、お会計に向かいますと最初
私達だけだったのに、席はほぼ満席。
やはり、手羽先のお店は人気なんだと
改めて思い次のお店に向かいました。
ごちそうさまでした。
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風来坊 若宮店
中区栄3-22-20
052-263-2267
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