一福 焼そば@三島市 広小路町 | チンタラ管理職の献立表

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当ブログはグルメブログではございません。

チンタラ管理職が独断と偏見で綴る食の覚書です。

おいしいと感じる味覚は十人十色…。

例えマズいお店だったとしても、接客がアレ
なお店だったとしても責任は負いかねます。

名古屋から鈍行列車の旅を続けること

約4時間、静岡県でも東のはずれ三島

に到着しました。


ここ三島は私すーでらの出身地であり

思い出のお店があちこちに…。

photo:01



三島から1駅2分、繁華街の入口である

広小路はデパートやファストフード店

などが並び大いに賑わっていましたが

続々と郊外に移転してしまいまして、

現在では衰退著しい地方都市の商店街

そのものとなってしまいました。

photo:02



そんな広小路の駅前に数十年変わらず

時を刻む1軒のお店があります。


三島広小路駅のすぐ目の前、タクシー

乗場の向かい側にあります。

photo:03



一福さんにやって来ました。


一福さんは「黄金饅頭」という名前の

大判焼と焼そばのお店です。


もう私が物心ついた頃から既にあり、

黄金饅頭というのがお店の名前では

ないと気づいたのは、随分と大きく

なってからでありました。

つまり幼い頃、ここは黄金饅頭という

名前のお店だと思っていた次第でして…


黄金饅頭は「いずっぱこ」こと、伊豆

箱根鉄道 駿豆線の沿線ではお土産物と

しても、そこそこ名物ではありますが

もう一つの名物は、女将さんの作る焼

そばであります。


一福さんは黄金饅頭を焼くのはご主人

焼そばを焼くのは女将さんと、担当が

決まっているようです。


何年ぶりかで暖簾をくぐります。


お世辞にも広いとは言い難い10数人も

入ればいっぱいであろう店内は、昔と

変わらぬ椅子とテーブルが並んでおり

時が止まったかのような錯覚に…。

photo:04



メニュー表も昔のまま。


一番よく伺ったのは20年近く前の学生

だった頃ですから、懐かしさも一入で

ございます。


いつもお願いしていた焼そばを注文し

感慨にふけることしばし…。

photo:05



肉入り焼そば ¥330


お値段も昔のまま、出てきた焼そばの

お姿もそのままです。


少量散らした青海苔と、お皿のすみに

乗った紅生姜がいい味出しています。


焼そばの山の頂に大ぶりのお肉がドン

と乗り、存在をアピールしています。

photo:06



卓上にソースが2種類、中濃とウスター

が置いてあります。


お好みの味に仕上げていただきましょう。

私はいつも中濃でいただいていました。


焼そばの麺はやや弾力のあるもので、

昔はゴム焼そばなんて言ってましたが

いま食べてみると、思ったよりゴムの

ような感じは薄れているような気が。



懐かしさもいいエッセンスとなって、

おいしくいただきました。


昔と変わらぬ佇まいで、ここだけ時が

止まったようにも感じましたが、女将

さんの腰がやや曲がってきていたこと

で時代を感じました。


ごちそうさまでした、また伺います。



お店を紹介しているサイトです。


一福黄金饅頭

静岡県三島市広小路町5-2

055-971-7375


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