熊野本宮大社 の紋として使われているのか三本足の鴉です。

 

神話では神武天皇の東征の折に道案内をしたのが「三本足のカラス」であったと云われます。

この鴉を八咫烏(やたがらす)と言いますが、片手を広げ親指の先から小指の先までの大きさを一咫(いった)ですからその八倍の大きさであったという事になります。

 神奈川県伊勢原市大山の東学坊、夢心亭、松鈴庵はこの紋を使っています。


 大山阿夫利神社、大山寺の宿坊としておよそ450年前から続いています。
神仏習合であった大山は修験道の影響も強く残っています。

 昔から江戸庶民の大きな娯楽であった大山参りは「三本足の宿」として知られていられていました。













 この三本足のデザインは江戸時代から使われていたようです。
いずれも大山参りの拠点になってきました。