○弱法師の一声澄みて梅一輪             
          秀

※弱法師→よろぼし
※一声→能のシテ(主役)が登場してその直後などに謡われる短い謡のことで
 拍子に合わせず悠々と謡われることが多い

出で入りの 月を見ざれば明暮の
夜の境を得ぞ知らぬ
難波の海の底ひ無く
深き思いを人や知る
           ♫

能の弱法師
西国は河内の国のお話で
高安通俊と
少年
俊徳丸との別れと再会
場面に梅の花が散っています
子は盲目です

悲しいお話から始まって
最後は再会して嬉しいお話
父と子の優しさを感じます

私は「弱法師」の謡だけですが謡いがいが有ります


※弱法師
https://www.the-noh.com/jp/plays/data/program_079.html