○粥占の禰宜は大きく「大豆
五分」 秀
「かゆうらの ねぎはおおきく だいずごぶ」
○長老は粥占のわけ細々と
秀
「ちょうろうは かゆうらのわけ こまごまと」
※粥占→かゆうら
※禰宜→ねぎ(神主)
※細々→こまごま
阿夫利神社では新年七日には山の神社では粥占(かゆうらない)が行われます
米を羽釜に入れて粥を炊きます
細い竹筒に五穀や養蚕など18種類を分け入れます
それぞれに何粒入っているかを大きな声で伝えます
例えば麦の数が13であれば
「麦 三分!」と伝えます
日本の古い神社に伝わる神事です
その結果を聞いて神社の長老は本年の五穀の作柄を判断して気候を判断します
若い神主には分からない判断です
各新聞社はその結果を
阿夫利神社占いとして発表します
